会社のカーペットが死ぬほど汚れている。いや正確には「少し汚れているところ」と「恐ろしいほど汚れているところ」がある。タイル状(四角形)だから汚いものを見えない場所に配置してギリギリごまかしている状態。

そこで今回は、とくに汚れているタイルカーペットを選んで「オキシ漬け」してみることにした。オキシ漬けとは、酸素の力で汚れを落とす漂白剤「オキシクリーン」を使ってつけ置き洗いすること。果たして汚れは落ちるのだろうか。

・ハンパない漂白力

前回は、8年間1度も洗っていないスニーカーをオキシ漬けして真っ白にした。あまりにも漂白力がエグかったため「会社のカーペットもオキシ漬けしてほしい」と上司から懇願された次第である。

主に撮影で使用しているこちらの部屋。先述したように、手前側はそこそこキレイなカーペットを選んで使っている。汚いと思うかもしれないが、これでも全然マシな方なのだ。


カメラの死角となる場所を確認すると、汚れやシミの目立つカーペットが配置されているのが分かる。この中から特に汚れた3枚を厳選してオキシ漬けをしたい。



ってことで……



…………


見事に予選を勝ち抜いたのはこの3枚だ!


シミの原因は不明。しかしスニーカーを真っ白にしたオキシクリーンなら、汚れたカーペットくらい一撃でピカピカにしてくれるだろう。


・オキシ漬け

オキシ漬けの流れは簡単だ。ポリ袋(バケツ等でも可)にタイルカーペットを3枚入れてから……

オキシクリーンを40度〜60度のお湯で溶かす。ゴム手袋または棒などを使ってかき混ぜると良い。お湯4リットルに対してスプーン1杯。今回は2杯分持ってきたので約8リットルのお湯を用意した。


んで、よく溶かしたオキシ液を……



ポリ袋に投入して……


今回は2時間じっくり放置!


・つけ置き終了

そんなこんなで約2時間後にポリ袋の中を確認してみると……黄ばんだオキシ液がたまっていた。最悪な気分だが「汚れが落ちている」という証拠だろう。


・果たして……

カーペットを取り出す。濡れているので汚れが落ちているかどうかは不明だが、オキシ液が黄ばんだ分くらいはキレイになっているはずだ。さすがに変わっていなかったら意味不明である。よくすすいでから……

干す。


さらに数時間後、乾いたカーペットを確認してみると……

まるで新品であります!


・衝撃再び

よく見るとシミがほんのり残っているが、下洗いも何もせずただオキシ液に突っ込んで2時間放置しただけでこの状態。オキシ漬け恐るべし……!

というわけで、オキシ液の強さがふたたび証明された。カーペットの汚れで悩んでいる方はぜひ試してみてほしい。


参考リンク:Amazon楽天市場
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.