インターネットプロバイダの老舗・ビッグローブが『ビッグローブ光 10ギガ』のサービス開始に伴い、なぜかTikTokのオリジナルエフェクトを制作した件について先日の記事でお伝えした。あれ、結構人気らしい。世の中なにが流行るか分からないものである。

気を良くしたビッグローブは今回、光の速さで第2弾を制作。このエフェクトで自撮りをすると “理想の顔” “将来の顔” など、激変を体験できるとのことだ。多くの読者と同様に、私も最初は「あぁ……最近よくあるヤツね」と思った。

が、しかし!!! このエフェクト、なぜか無駄に死ぬほどクオリティが高いのである。どのくらい高いかというと、プロバイダ屋辞めてエフェクト屋に転向したほうがいいレベルなのだ。マジで。

・とんでもねぇんです

バイきんぐのお二人も大爆笑した、スペシャルムービーをYouTubeで公開中!衝撃の激変メイクはこちら

まずは実際の動画をご紹介しよう。これはプロのメイクさんがバイきんぐに特殊(?)メイクを施す『激変メイク講座』

スキンケア後はいきなりテーピングが登場。合計8本のテープで肌をリフトアップした結果……


整形級の土台が完成!


そこからはファンデーションとハイライトで陰影をつけ、口髭を付けて眉毛を描き、さらにはまぶたを二重にしてウイッグをかぶるなど、パワープレイの連続。日常のメイクでも役立つテクニックが満載な内容となっているぞ。


そして完成系が……



これ! 言われなきゃ誰だか分からない激変ぶり!!!


この激変メイクがアプリで体験できる、ビッグローブのTikTokオリジナルエフェクト第2弾『ドッキリ!激変フェイス』が2月5日からスタート!


・やってみた

遊び方は超簡単。TikTokのアプリを起動後、ビッグローブ公式アカウントのエフェクトにアクセス。


お! けっこう盛れてんじゃん。


あとは「年齢」「鼻」「びっぷる」の各ゲージを左右にスライドさせると、顔面が少しづつ変化していく仕様だ。「びっぷる」が何なのかは一旦無視するとして、まずは「年齢」ゲージを一気に右へやってみよう。えいっ。


とんでもねぇリアル老婆が出現!!!!!


・クオリティの無駄遣い

スマホに映った老婆を見て、私が真っ先に感じたのは「うちの母に似ている」ということだった。一族の名誉のためにお断りしておくと、うちの母はまだ老婆ではない。老婆ではないのだが……不思議なことに老婆化した私の顔は、異様なほど母に似ている。

ちなみに私と母は誰からも一度も「似ている」と言われたことがない。にも関わらず、老婆化した私の顔が母に激似だとすると、つまり私と母は “本当は似ている” 可能性が高いことになる。まさかビッグローブのTikTokエフェクトで親子の絆を確認することになるとは思わなかった……!

とはいえ奇跡が起きただけかもしれないので、スマホアプリに造詣が深い羽鳥編集長にも試してもらうことにしよう。老け顔・若見え系の加工アプリは相当な数を試してこられたとのことで、説得力のある意見が聞けそうだ。えいっ。


いる!!! こういう人、いる!!!!!



羽鳥「これスゴイ!!!! 今まで試した老け顔アプリの中で一番クオリティが高いよ! 不自然さが一切ないよね? これヤバくなぁい? 『ついにここまできたか』って感じだね〜!!」


やはり……アプリ通の羽鳥さんがここまでテンション上がってる様子を見ると、相当ハイレベルな老け顔エフェクトと思って間違いないだろう。お次はTikTokで約4000人のフォロワーを抱えるティックトッカー・中澤記者。えいやっ。


いる!!!!! こういう爺さん、いる!!!!!!!



中澤「うわぁ……ウチのオトンにそっくり」


・で「びっぷる」って?

3人中3人が「すげぇ」を連発し、うち2人が「実の親に似ている」と証言した『ドッキリ! 激変フェイス』エフェクト(老け顔Ver.)。ビッグローブの謎の技術力に動揺を隠せないが、とにかくみんな試してほしい。ビックリするから。


なお “若見え” に寄せると、若いというより目がデカい人に。



「鼻」に寄せると、鼻がデカすぎる人になれる。変顔に全振りしたい場合はオススメだ。ちなみに忘れかけていた謎のゲージ「びっぷる」を少しづつ右へスライドさせると……



こうなって……



こうなって……



こうなります。


恥ずかしながら私は今回初めて知ったが、「びっぷる」とはビッグローブのマスコットキャラクター。「びっぷるそのものになりたい」というびっぷるガチ勢には夢のエフェクトと言えるだろう。

ビッグローブのTikTokのオリジナルエフェクト第2弾『ドッキリ! 激変フェイス』は期間限定公開なので、興味のある方はお早めに。親に似た顔が撮れた場合、田舎のご両親に送ってあげたらきっと喜ぶハズだぞ!

参考リンク:ビッグローブ
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.

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