街を歩けば黄色い看板に当たる。そう言っても過言ではないくらいどこにでもある松屋。そのメニューの馴染みやすさも含め庶民の味方である。

2024年1月31日、そんな松屋が新業態としてパスタ専門店を開店した。パスタ大好き庶民な私(中澤)としてはこれは行かずにいられない!

・元住吉

やって来たのは東急東横線元住吉駅。駅東側の商店街入ってすぐの分岐を右に入ると新オープンのビラを配っている店が。その名も『麦のトリコ』。

・メニューを見ると

ビラのメニューを見てみると、価格帯は三段階に分かれている。税込968円、税込1188円、税込1408円だ。それぞれにミートソース、カルボナーラ、トマトチーズ、たらこスパ、ペペロンチーノがあって、価格が上がるごとにパワーアップしていく感じである。それにしても……


「熱盛! 台湾風やみつきミートソース(税込1188円)」は松屋すぎるだろ

まあ、ミートソースだしこれはウマイんだろうけど、なんとなく「パスタとか関係ねえ」という感じが漂っている。パワーアップの仕方が松屋すぎてイタリア人もブチギレるレベルだ。

・注意

ちなみに、私はパスタ屋の良し悪しをカルボナーラで決めるくらいカルボナーラが好きなので「背徳カルボナーラ厚切りベーコン乗せ(税込1408円)」が気になった。これ食べたい!

ピンと来たメニューを見つけたため、決め打ちで行くことにした。しかし、入店してタッチパネルで注文しようとしたところ……


「背徳カルボナーラ厚切りベーコン乗せ」がない!

それどころか、一番ベーシックなメニューしかなかった。これでは普通のパスタ屋である

店員さんに聞いたところ「ランチメニュー時はグランドメニューは注文できない」とのこと。そして、グランドメニューになるのは14時からなのだそうだ。これは今日新オープンだからではなくそういうシステムなんだとか。

・背徳カルボナーラ厚切りベーコン乗せ

そこで14時に出直すことにした。新店オープンのニュースの公開が遅れるのはニュースサイト的にどうかという説はあるけど仕方ない。だって、食べたいんだもん


というわけで出直して「背徳カルボナーラ厚切りベーコン乗せ」を注文したところ、運ばれてきたのがこちらです。


ベーコンSUGEEEEE!!

これや! ワイはこれが見たかったんや!! その油断のないベーコンの厚みは食べると口の中がベーコンの旨みでいっぱいになる。

また、トップに乗っている背徳の1個だけではなく、普通にカルボナーラに組み込まれているベーコンも多めかつ厚め。これだとベーシックのカルボナーラでも肉のパンチが結構あるはず。

・肉だけかと思いきや

しかも、その肉々しさで勝負してるのかと思いきや、カルボナーラソースもかなりウマイ。個人的にダメなカルボナーラソースって変に卵の甘みが前に出ていて味がボヤけてるんだけど、このソースは甘さが主張することなくチーズの酸味までしっかり味わえる。味が締まっていてキレ味があるのだ。

本格派カルボナーラを掲げる店でもマチマチな部分だけに、この部分にはクオリティーの高さを感じた。一方で、好き嫌いが分かれそうに感じたのはパスタ。パスタがくにゃっと柔らかめの仕上がりで、個人的にはもうちょい固めの方が好みではある。

とは言え、店員さんに聞いたところ、このパスタは店で製麺しているとのこと。そう聞くと、これはオリジナリティーの1つなのかもしれない。柔らか派ということか。

・進化系パスタ専門店

パスタ専門店というベーシックを守りつつ松屋らしさも感じられるこの店。パスタ専門店って普通のメニューを極めるという本格志向に行きがちなのでレアな存在と言える。これも1つの現代日本的進化なのかもしれない。

そんな独自進化を感じる『麦のトリコ』のグランドメニューが食べたい人は、繰り返すが14時以降の展開なので心に留めておいてくれ。遠くからの場合、私のように駅前のドトールで時間を潰すことになるかもしれないからご注意を。

・今回紹介した店舗の情報

店名 麦のトリコ 元住吉店
住所 神奈川県川崎市中原区木月2-8-1 ビジネスホテルすがた101
営業時間 11:00~23:00
定休日 無休

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.



▼その他のメニュー



▼トッピング

▼席にも調味料あり

▼長居する感じではないが電源もついてた