ずっと電気が欲しかった。
夏の間は問題ないが、秋も深まるこの時期になると、日が沈むのが早くて午後3時ごろには古民家2階は真っ暗に。
もうかれこれ4日目となる「天井ブチ抜き作業」であるが、これでは仕事もはかどらない。
ということで、自力で電気を引いてみた!
とはいえ私も素人。もちろん本格的な電気工事をしたわけではない。
災害用に購入したけど全く使っていなかった「ポータブル電源」と「ソーラーパネル」を再活用しようという魂胆である。
ちなみに使用する機器の詳細は、「BALDR」というメーカーのポータブル電源(購入当時19800円)とソーラーパネル(購入当時27800円)だ。
まずは日当たりの良い屋根にソーラーパネルを敷きまして、
ズリ落ちないように針金でガッチリ固定して、
ポータブル電源と接続するとジワジワと充電が開始される。
部屋までの配線に使用するのはホムセンで買った延長コード。
ポータブル電源に延長コードを接続し、
屋根下の隙間から室内にとりこみ、
LED電球に入れ替えた工事用のクリップライトを接続。
その間、バッチリ充電されていて電気残量85%!
そして満を侍して電気を点けてみると……
まあ!
なんということでしょう!
廃墟じみたお化け屋敷が……
ぬくもりのある「家」になったではありませんか!
まさに「古民家」になったではありませんか!!
光があるだけで、家が「生きている」感じがする。
まさに「文明」って感じがする。
ソーラーパネルと2万円のポータブル電源だけでこんなに電気が作れるのであれば「今後も電気の契約しなくてもいいね」と相なったのである。
ついに電気を手に入れた。
天井ぬいて、あかりつけたら、文明開花の音がした!!
【つづく】
参考リンク:Amazon「BALDR ポータブル電源」、「BALDR ソーラーパネル」
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
▼100万円の古民家
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