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電動モーターとエンジンで動く、ハイブリッドカー。その代名詞とも言える自動車がトヨタ「プリウス」である。燃費が良く “エコ” であることからハリウッド俳優など、世界中のセレブから愛される車としても有名だ。

そして本日2017年2月15日、家庭用電源などからも充電可能な「プリウスPHV」の新型モデルが発売となった。新型プリウスPHVの特徴は何と言っても『ソーラーパネル』である。なんと、日光でバッテリーを充電出来るように進化したというのだ。

・PHVとは

PHVを知らない方の為に簡単に説明すると、PHVとは “プラグイン・ハイブリッド” の略で、家庭用電源や充電スタンドなどからバッテリーを充電できるシステムのことを指す。主に電力で走り、足りない分をガソリンで補うのが特徴だ。

さらに言うと、一定の距離であればガソリンを使わない電気自動車として使用できるのがPHVというわけである。なお、本日発売となった新型プリウスPHVは、満充電の場合で最長68.2kmの距離を電力のみで走行可能だという。

・世界初のソーラー充電システムを採用

この車で最も注目すべき点は冒頭でもお伝えした通り、量産車として世界初のソーラー充電システムが採用されたことだ。ルーフにまるでソーラーカーのように大きなソーラーパネルを装備。日光でバッテリーが充電できてしまうというから驚くしかない。

トヨタの情報によると、日照条件がよければ最大で1日あたり6.1km走行分の電力が充電可能とのこと。たまにしか乗らない方や近距離でしか使わない方は、もしかすると電気代やガソリン代がタダになる……かもしれないぞ。

・ソーラーパネルのオプション価格は税込28万800円

このソーラーパネルはメーカーオプションとなっており、価格は税込28万800円だ。元が取れるのかどうかと、陽の当たりの良いところに出しておかないといけない点が気になるところだが……。

それはさておき、新型プリウスPHVはソーラーパネルの他にも画期的な機能が盛り沢山だ。興味のある方はトヨタのホームページをチェックしてみてはいかがだろうか。

参照元:YouTubeトヨタ「プリウスPHV」
執筆:K.ナガハシ

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