中国アパレルEC「シーイン(SHEIN)」に、とんでもない『ゴキブリ生け捕り器』がサラリと普通に売られていた。


シーイン内での商品名は『プラス ゴキブリ トラップ アップグレード 安全 高効率 抗 大 用 ホーム オフィス 台所 よけ器』で価格は税込815円だが、うかつにリンクを開かない方が良い。


とにかく商品ページの写真がアグレッシブすぎるので、ゴキブリ耐性の無い方は要注意。失神必至の地獄絵図がそこにはある。


だが、あえて私は買ってみた。100万円で買った築100年の古民家の、床が腐り抜けるほどジメジメしたキッチンに仕掛けたらどうなるのかを検証してみたかったのだ。


何をどう配送すればこんなにベコベコになるのかというほど中国直輸入の商品の箱は潰れていたが、


中身の本体と誘虫剤(?)は無事だった。


本体は4つのパーツに分解できる。


3方向にセロファン的な入り口があり、一度入ったらもう戻れない。


そして本体内に閉じ込められたゴキブリたちは、この円筒状のホールの中に生きたまま大集合する……という悪夢のようなマッチングシステムだ。



さっそく誘虫剤を開けてみると、中には茶色い粉が入っていた。


香りを嗅ぐと、「かつおのふりかけ」みたいな感じだった。


それらを本体内に敷き詰めて、組み立て直して、


古民家で最もジメジメしているキッチンの隅っこに……


設置! ※(2023年8月6日)



そして、ほぼピッタリ2ヶ月後の10月7日。


おそるおそる古民家のキッチンに行ってみると……


ある。


が!


見たところ、円筒ホールは地獄の宴にはなっていない。


開けてみると、「かつおぶしのふりかけ」みたいな茶色いパウダーは、風化したのか腐ったのかカビたのか、真っ白になっていた。


そして、その白いパウダーの中をよく見てみると、シバンムシみたいな小さい虫がウジャウジャと蠢(うごめ)いていた。


ゴキブリでなかっただけマシではあるが、これはこれでエグい光景。何をどうしようと結果的には地獄絵図になったのかもしれない。



──それにしても。


そもそもなぜゴキブリを「生け捕り」にする必要があるのだろう……。


その後、どうするつもりなのだろう。


考えれば考えるほど謎が深まる商品なのであった。


参考リンク:SHEIN『プラス ゴキブリ トラップ アップグレード 安全 高効率 抗 大 用 ホーム オフィス 台所 よけ器』
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24
screenshot:SHEIN

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