2023年8月31日。登山家の三浦雄一郎さんが90歳にして、ご家族に支えられながらアウトドア用車椅子で富士山の登頂に成功したという、感動的なニュースが舞い込んできた。その年齢でのチャレンジ精神と目標達成までの過程に対してリスペクトしかない。
私(耕平)はアラフィフだが、三浦さんから見れば孫の世代かもしれない。なので、年齢は関係なくチャレンジ精神を忘れてはいけないと改めて感じた。そして触発された私がとった行動……それは「チョモランマ」にチャレンジすることだ。
そこに挑むべく、向かった先……それは以前、当編集部のパイセンが “もっこり” して恥ずかしい思いをした場所。さて、チャレンジの結果はいかに??
・いざ「チョモランマ」へ!
「チョモランマを制覇したい……」その目的を果たすべく、私の地元である千葉県船橋市のJR東船橋駅から徒歩1分の場所にあるお店に足を運んだ。
「定食のまる大 東船橋店」
このお店は以前、パイセンこと佐藤記者が訪問した「大庄グループ」のお店で、「定食のまる大」は現在全国で7店舗展開している。お店の特徴の1つが、定食のライスの量を5段階で選べること。当時パイセンは2番目に多い量の “もっこり” にチャレンジした。
そして今回私は、その “もっこり” の上を行く「チョモランマ」に挑戦することにした。ということで、さっそく注文。オーダーはテーブルにあるQRコードから、スマホで注文する方式だ。
メニューに目を通すと「定食のまる大」という店名だけあって、結構な種類の定食が揃っている。
その中から、私が選んだ定食は『若鶏チリソース炒め定食(950円)』。ちなみに価格は全て税込で表示されている。
もちろん、ライスの量は「チョモランマ」一択!
ただ明らかにおかずが足りないと予想して、「月見とろろ(250円)」も注文しておいた。
・頂にそびえ立つ国旗
注文してから10分ほど経っただろうか。とうとう奴が目の前に姿を現した。
いや、なんだよこの盛り方は……漫画でしか見たことないぞ。
まずは、チョモランマの頂に掲げられている国旗を外す。
「本来なら登頂成功して旗立てるから逆だろ!」っていうツッコミは置いといて、いよいよチャレンジ開始だ。まずは頂に若鶏のチリソースをOn Rice!(オンライス)
こんな高い位置から見下ろすオンライスがあるだろうか? ということで、さっそく一口。
うん、普通に美味い。
よし! チョモランマ盛り制覇に向けての相棒としては、いい感じに組めそうだ。「頼むぜバディ!」と心の中でつぶやきながら、食べ進めていく。
途中、キャベツでブレイクしたりして……
ガンガン食べ進めていく。ただ、 規格外のチョモランマ盛りだから、一心不乱に食べていると、白米は茶碗からハミ出て落下する始末。
ただ日本には古来から、落ちたものでも10秒以内に食べれば何の問題もないという「10秒ルール」というものが存在するので、特に気にすることはない。で、結構食べたと思ったら、まだ3分の1くらい……。
その後も「若鶏のチリソース」を口に入れて……
白米を掻き込む!
その繰り返しを経て、ようやく残り3分の2を制覇!
しかし、3分の1を残したところで……。
バディ(相棒)が全て消える。
ただ、これは想定済み。こんな時のために二代目バディとして、「月見とろろ」を注文していた。
・ついに……
コイツのポテンシャルはヤバい。白米という固形物を一瞬にして「汁物」に変えることができる。
これで、チョモランマ制覇に王手をかけたと言っても過言ではない。ここからスピードは一気に加速!
アッという間に、残りわずか……
で、ついにチョモランマ制覇!!!
チャレンジに打ち勝ち、その光景をしばらく目に焼き付ける。
これだけ食べて、お会計は1650円! 高いか安いかは人それぞれの感覚だが、個人的にはこの値段でこの満足感が得られるなら「また来たい!」と思った次第だ。
──というわけで今回のチャレンジは見事成功に終わったわけだが、「定食のまる大」は昼飲みもできて、定食もツマミも豊富だ。なので今度来るときは、酒を片手にいろんなメニューを堪能したい。ちなみに私が訪問した日は学生さんも多かったので、純粋に大食い目的で訪れてもいいだろう。
・今回ご紹介した店舗の詳細データ
店名 「大衆食堂 定食のまる大」東船橋店
住所 千葉県船橋市東船橋4丁目31-2 エバーグリーン東船橋1階
時間 11:30〜23:00
定休日 年中無休
参考リンク:大庄グループ
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.
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