ジャンボ〜! 今回はね、「マトケ(matoke)」と呼ばれるバナナ粥(がゆ)の作り方を教えようと思う。このマトケは、あのマサイ族さえもを虜(とりこ)にするほど激うまで、ケニアでは超絶メジャーな料理のひとつ。

ただし、必要な具材に、青々とした「調理用バナナ(これをマトケと呼ぶ国もあるらしい)」が必要なんだが、日本のクッキングライセンス(調理師免許)を持っているゴー(羽鳥)いわく、日本では売られていないと。

ただ、「たまに、ぜんぜん熟れていないカチカチの甘くないバナナに当たることもあるので、それを運悪く引きあてたら、逆にマトケ用に使えばいいんじゃないかな」と言っているので、気にせず作り方を紹介するね。

まず用意するのは、緑色のバナナ(未熟なバナナ)、ジャガイモ、あとはトマトと塩だけだ。


まずはバナナの皮を剥く。このくらい分厚い皮なので、ナイフを使わないと剥けないぞ。


剥けたら一口サイズに切って鍋にドボン。


次にジャガイモを洗い、皮を剥いて、


一口サイズに切って鍋にドボン。


あとはここに水を入れて、15分ほど煮て……


最後にトマトと塩を加えて5分ほどグツグツ。


そしたらハイ完成〜!



このマトケを食べる時のポイントとしては、とにかく「熱いうちに食べろ」ということ。熱いうちに食べると、お粥の甘みが感じられて実に美味いんだ。


逆に冷たくなると味がしなくなってくるので、ほんと熱いうちに食べてほしい。「鉄は熱いうちに打て」ならぬ、「マトケは熱いうちに食え」だね。


調理も簡単なうえに、栄養もバツグン。多くのケニア人がこのバナナ粥、通称マトケを愛しているよ。日本でもチャンスがあれば是非とも作ってみてね! ではクワヘリ〜!!


執筆:チャオス(カンバ族)
超訳:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

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