1度は絶滅した「肉めし」をこよなく愛するみんな……待たせたな? 岡むら屋改め『岡もと』の2店舗目が御徒町にオープンしたゾォォオオ! これでわざわざ新橋まで行かなくてすむゾォォォオオオ!! ヒャッハーーー!

昨年8月に『岡もと』が復活しておよそ7カ月。ついに待望の2店舗目が御徒町に登場だ。マッハのスピードとは言えないものの、岡もとは確実に勢力を拡大しております! さあ、肉めし難民たちは今すぐ御徒町へGOだ!!

・ガチで絶滅

かつては都内に5店舗以上を展開し、おっさんたちのハートをがっちりと掴んだ岡むら屋。牛丼とは一線を画す「肉めし」は唯一無二の存在で「アキバの昼メシならココ」「新橋なら岡むら屋」と、レギュラー扱いしていた人たちも少なくないことだろう。

だがしかし、2021年11月に最後の岡むら屋「新橋本店」が閉店すると同時に「肉めし」もこの世から姿を消した。絶滅危惧種ではなく、ガチの絶滅──。あの日以来、肉めしを思い返し枕を涙で濡らしたおっさんは私だけではないハズだ。

その岡むら屋が『岡もと』に名前を改め、およそ1年ぶりに復活したのは昨年8月のこと。岡むら屋も岡もとも「かつや」と同じアークランドサービスホールディングス株式会社が手掛けているが、ようやく『岡もと』を愛する気になったのだろうか?

・御徒町駅から徒歩すぐ

さて、2023年3月20日に誕生した岡もと「御徒町店」は、JR御徒町駅北口改札から徒歩1~2分のところにある。以前は「かつや」だった場所かつ大通り(春日通り)沿いに面しているため、初めてでもさほど迷うことは無いだろう。

で、私はオープン2日目の開店15分後くらいに足を運んだのだが、席はほぼ満席。店内におしゃべりしている客は1人もいなかったが「肉めしの復活を待っていた……!」というアツい想いがビシビシと伝わってくるようであった。

今回はオススメの「肉玉めし(869円)」を食べてみたが、肉めしは相変わらずのウマさ。新橋店よりやや甘めの印象を受けたが、煮込まれた肉の味と煮汁が沁み込みまくった豆腐は最高! ゴボウの風味やこんにゃくの食感など、まさに「肉めしここにあり」と感じた次第だ。

また、岡もとの素晴らしいところは新橋店も御徒町店も「オペレーションが完璧」ということ。おそらくアークランドサービスホールディングス株式会社の精鋭たちが送り込まれているのであろう。オープン直後であそこまで完璧な接客が出来る店はなかなか無い。

とにもかくにも唯一無二の肉めしがいただける『岡もと』は着々と勢力を拡大中である。肉めしを二度と絶滅させないためにも、肉めし大好きっ子たちは足繫く『岡もと』に通っていただきたい。3店舗目は新宿あたりにどうかお願いします。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 肉めし 岡もと 御徒町店
住所 東京都台東区上野4-1-2
時間 11:00~22:00
休日 不定休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.