先日、栃木県の足利市内をドライブしていたら怪しい看板を発見した。「美人の国・美人弁天・美人証明発祥の地」などと書いてある看板だ。車をとめて調べてみると、近くに有名な観光地があるらしい。なんでも日本で唯一「美人証明」を出す神社があるのだとか。

たしかに「美人証明」など聞いたことがない。てか、美人かどうかジャッジを下す審判員でもいるのだろうか。気になったので……40代男性の記者が突撃してみることに。果たして美人証明をゲットすることはできるのか? 

・美人弁天

美人証明を出す日本でたった1つの神社の名前は「本城厳島神社(ほんじょういつくしまじんじゃ)」。もともと足利は「美人の多い町」として言われていて「嫁に持つなら、足利むすめ」と西条八十作詞の『足利音頭』で歌われているそうだ……歌詞の続きが気になる。

看板でも “たった1つの神社” ということをアピールしていた。しかし、看板があることで珍百景のような空気が漂っている。誰も思いつかない証明書を発行して「日本でここだけ」と謳っているのが “珍” なのだ。とはいえ、こういう看板が好きな人は一定数いる。私も含めて。

もう少し解説しておこう。この辺りでは清くおいしい水が湧き出ていたため足利の女性たちは自然と美しくなったらしい。ちなみに「美しい」という概念は、表面的なものではなく「内面からにじみ出る美しさ」とのこと。

んで、どうやら私はナイスタイミングで訪れたようだ。いつもは扉を閉めている(毎月第1・第3日曜日の10時〜16時しか開かない)……


「六角の宮」が開いていました。

マジかよおい。


美人弁天は、厳島神社の御祭神、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)の分身。女性の内側から輝き出る美しさを守り「美・健康・長命」の願いを叶えると伝えられている……40代男性の私にもご加護がありますように。

なお、金色の美人弁天のわきに琵琶を持った2体の「なで弁天」が祀られ、この3体で「日本唯一の美人弁天」とされている。毎月第1・第3日曜日の10時〜16時だけ3体が揃うってことか。かなり熱い日に訪れたことになる。


せっかくなので社務所で御朱印と美人証明をいただくことに(セットで800円)。

サイトの説明によると、美人証明を身につけることにより、弁天のありがたい弁天力のご加護が降り注ぎ、それをお持ちになる全ての方が、心おだやかに、優しく……美しい女性になるという。それは本当に勘弁してもらいたいが、男性にも効果があると信じたい。信じる者は救われる。

それはさておき「六角の宮」が閉まっている日は「カー & サイクル タナカ」「お菓子のロア 朝倉総本店」で美人証明を発行しているそうだぞ。皆さんも足利市に訪れる機会があれば、美人証明をゲットしてほしい。厳しい審査などはないから安心してくれよな!


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称美人弁天
住所:栃木県足利市本城2丁目1860

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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