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2014年6月に惜しまれながらも閉店した、伝説のラーメン店「べんてん」。東京は高田馬場で19年間愛されたお店で、最終日には前日の21時から行列ができ、開店前なのに100名以上が列をなしたという、超人気店である。

そんな「べんてん」のDNAを引き継ぐお店が、東京は早稲田にあるとの情報をキャッチ! なんでもご主人は「べんてん」出身者で、しかも住所が新宿区弁天町!! こ、これは食うしかあるまい! というわけで、噂のラーメン店『としおか』に行ってみたのでご報告したい。

・開店前から大行列

としおかは、営団地下鉄早稲田駅から徒歩5分ほど、弁天町の交差点付近に店を構えている。実はあまり下調べをせずにお店に伺った筆者。当日は雨も降っていたので、「開店のちょっと前に行けば大丈夫だろ」と思っていたのだが……。

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11時開店の10分前、つまり10時50分に到着すると、20人オーバーの大行列! マジかよ!! これは完全にミスった。しかも後からわかったことだが、ご主人が1人で切り盛りしているので、回転は悪い。結局入店したのが1時間ちょっと過ぎてから。料理が来たのは並んでから約1時間半後であった。

・べんてんに限りなく近いスープ

筆者は「べんてん」には2度ほど伺ったことがあるのだが、べんてん同様、昼間から瓶ビールを飲んでいる人が多い。ビールを頼むと付いてくる、チャーシューとメンマがいかにもウマそうだ。くー、仕事じゃなかったらなー!

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オーダーしたのは『つけメンマチャーシュー』で、普通のラーメン店よりはかなり時間がかかる。だが目の前にやってきたつけ麺を見て、1時間半の待ち時間も無駄じゃなかったと心から思えた……。なぜなら、メンマのモリモリ具合も、チャーシューのゴロゴロぶりも、「べんてん」とそっくりだったからだ!

・3時間のみ営業

味も間違いなくべんてんのDNAが引き継がれており、特に、動物系・魚介系・酢の効いたスープはほぼ べんてん! 麺は若干太目だが、コシがあるというよりはモチモチした食感でウマし!! 行き場をなくしさ迷っているべんてんフリークも、きっと納得するに違いない。

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ちなみに、営業時間は昼間の3時間のみだから、ありつけるだけでレアなお店といえるだろう。行列覚悟ではあるものの、「あー、べんてん食べたいなー!」という人はぜひチャレンジしてほしい。

・今回ご紹介した飲食店の詳細データ

店名 自家製中華そば としおか
住所 東京都新宿区弁天町20
時間 11:00~14:00
休日 日曜日

Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼到着したら20人以上の行列。マジかー!
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▼それでも並ぶ。回転は良くないので覚悟しよう。ちなみに1000円札の準備は必須だ!
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▼並んでから1時間半後にやってきた、つけメンマチャーシュー。こ、これは!
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▼これ、べんてんジャン!
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▼ズゴーーーン!
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▼このぎっしりチャーシュー!
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▼自家製麺もウマそう!
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▼そしてウマい!
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▼スープ割りも美味! 3時間しかやっていないが、「べんてん食べたい!」 という人は行く価値ありだぞ!!
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