
間接照明、観葉植物、バブルバス……バスルームを素敵空間にドレスアップするアイディアはいろいろあるが、バスボムやバスフィズも手軽でよい。
雑貨屋で見かけたこのバスフィズ、お風呂に入れるとなんとカラフルな虹が現れるという。
殺風景な我が家の風呂場だが、バスタイムが楽しくなるかもと思って購入。義務的な入浴時間が、ファンシーでドリーミングなリラックスタイムに大変身する! 予定だった。
・「Rainbomb(レインボム)」(税込748円)
「Rainbomb(レインボム)」というこちらの商品。複数種類あるのだが、入手したのはフルーツの香りの「Cloud」というタイプだ。
カートゥーンに出てくる綿雲(わたぐも)のような可愛らしいシェイプで、ここから虹が流れていくらしい。まさに絵本の世界!
数年前には複数の情報番組で取り上げられて話題になったそうで、たしかにフォトジェニックでSNS映えしそう。
開封すると、ラムネ菓子のような甘ぁぁぁい香りが広がった。これだけでも幸せな気分に包まれる。素敵。
入浴剤としてはかなり大きく、手のひらにずっしりと重みを感じる。側面には5色ほどの染料がセットされている。さっそく浴槽に入れてみたい。
ここでひとつ注意点がある。いつものバスボムのように「そうれっ」と勢いよく投げ込んではだめ。水面に浮かべるように、ゆっくりと入れるよう書いてある。
決して、決して上面を濡らしてはいけないらしい。ギズモ……?
「しっかり者」を自認する筆者は、もちろん注意書きを読み、その指示を遵守した。雲の進行方向を考えると、スタート地点は浴槽の端がいいだろう。そーっと、そーっと。
ところが、である!
あまりの動揺に写真が撮れていないのだが、水面に浮かべた途端、一瞬のうちにひっくり返るレインボム! それはちょうど、カヤックがバランスを崩して転覆したときのよう。
濡れちまったよ、大丈夫か? カヤックでは復帰の方法も入念に学ぶというが、あんなことになったら筆者なら絶対にパニックを起こして溺れる自信がある。
たしかに、たしかに5色のカラフルな泡が軌跡を描く! その部分は非常にファンシーでドリーミングでキュート!!
しかし上面が濡れてしまったレインボムは、それ自体が白くモコモコと発泡する。もはや雲のシェイプは完全に隠れてしまっている。
まるで触手を伸ばすかのように、四方に飛散する白い物体。なにこれアメーバ……?
発泡の勢いによって、レインボムはゆったりと前進していく。まるで意志をもった生物のようにユラユラと浴槽を漂う流動体。
黙っているとすぐ端に滞留してしまうので、ちょっと軌道修正してやると、
トカゲのように尾を切り離しながら進んでいく。あまり気持ちのよい動きではない。
そして浴槽は、よくいえば前衛芸術のキャンバスのような……正直にいえば化学物質やオイルで汚染された海のようなありさまになった。なんか思てたんと違う……。
最後には銀河系のようにくるくると渦を描きながら、レインボムはその命を終えた。
虹が溶けきった後は、バスタブの中が夜空に変わるとのこと。三原色を混ぜると黒になるというが、筆者のバスタブの湯はなぜか濃緑色に。
そして湯ざわりは……クレヨンのような、油粘土のような、ちょっとオイリーな独特な感じがする。手に調理油がついてしまったときに、いくら流しても水を弾いて指先に残っている感覚というか。
とはいえ、これは悪いことではない。北海道の豊富(とよとみ)温泉などは、油の含まれた温泉として世界的にも有名だ。入浴したこともあるが、油膜が肌を保護してすべすべ美肌に。
本製品にも保湿成分のヒアルロン酸配合。入ってみると、全身の肌に薄皮が張るような、なんとも不思議な触感だった。
横着してシャワーで済ませてしまうことも多いが、やはり全身浴は気持ちがいい。久しぶりにリフレッシュできた。見た目に反し、皮膚に残って身体が洗いにくいとか、匂いが残るとか、掃除が大変ということもまったくなかった。
ただし追い炊き装置が自動で起動したときには、飛び上がってスイッチをオフにさせてもらった。「製品の特性上ラメ成分が残ることがあります」ってあるし。
・想像以上にドラマチックなバスタイム
入浴を終えた筆者の口からこぼれたのは「なんか、なんか、すごかった……」という感想だ。
ちょっと方向性は違ったが、いつものバスタイムがドラマチックな時間に大変身した。姉妹品に「レインボム ミニ プープ」という商品もあり、そちらはフルーツやチョコレートの香りがする「う○ち」から虹が出てくるらしい。
ほかにもいろいろな種類があり、大変人気の商品の様子。くれぐれも上部に水をかけないよう注意して遊んでみてくれ。かなり楽しい。
参考リンク:ドリームズ公式オンラインショップ
執筆:冨樫さや
Photo:RocketNews24.
冨樫さや















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