昨年2022年の10月、我が家は「除湿剤」の使用をやめ、“常識を打ち破る除湿機” こと「無電源の除湿機」を導入した。詳しくは過去記事を参照してほしいのだが、その後も快調に除湿されて……いるのか本当に?
一度でも気になり始めたらもう終わり。実は除湿しているフリをして、何もしていないのでは? 以前の記事でも一応は “重量” による検証をして「除湿されているようだ」と結論づけたが、あれだけでよかったのか?
そもそも、使用をやめた「除湿剤」と比べてないではないか。除湿剤の方が除湿性能が良かったら……と考えると夜も眠れず。ついには疑心暗鬼のノイローゼ状態になってしまったので、あらためて検証することにした!
ということでダイソーで用意したのは、「密閉容器」と「温・湿度計」、そして「いわゆる除湿剤」、合計500円(税抜)。
まずは容器の中に、同量(100ml)の水を入れ、フタをして暗所に1時間ほど置いておくことにした。湿度計の数値を安定させるためである。なお、スタートの数値は、どちらの容器も湿度43〜45%といった具合。
そして1時間後……
どちらの容器も、湿度85%に! いい感じでジメジメな状態だ。んで、この中に……
「いわゆる除湿剤」と「無電源の除湿機(Yoitasコンパクト除湿機)」を入れて、しばし放置。ちなみに、1時間後には……
「いわゆる除湿剤」側は湿度40%まで落ちていたのに対し、「無電源の除湿機」側は30%まで落ちていた! おおおおおっ!! 意外と両方、しっかり除湿してくれているのだな……。
んで、翌朝。
実験開始から12時間ほど経った湿度はというと……
「いわゆる除湿剤」側は相変わらず40%だったのに対し、「無電源の除湿機」側は26%あたりまで除湿されていたのであった。この勝負、無電源の除湿機の勝ち〜ッ!!
てな感じで、疑心暗鬼になっていた「無電源の除湿機」への疑いが晴れたうえ、除湿剤よりも除湿性能が高いことまでわかったので、ホッと胸を撫でおろした私なのであった。
・最後に
そもそも、なぜ私が今ごろ疑心暗鬼になってしまっているのかというと、もう「Amazonで買ったものが信用できなくなっているから」である。ニセモノが横行しているし、怪しいグッズもガンガン出品されているし、もはや闇市ではないか。
そんなことを考え始めたら、「もしや過去にAmazonで買ったコレも……?」と思い悩み始めてしまったのである。
とりあえず今回のはセーフだったようで何よりであるが、もはやAmazonは、そんな警戒すべき地帯になってしまった。数多くの危険生物が生息するアマゾン熱帯雨林のように。
参考リンク:JAPANブランド Yoitas(ヨイタス)公式ショップ、Amazon
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24