いま、Microsoft(マイクロソフト)の検索エンジン『Bing』に加わった新たな機能「AIチャット」が密かな話題となっている。

なんでもあの対話型AI『ChatGPT(GPT-3.5)』よりも優秀な頭脳「GPT-4」を搭載しているのだという。どれだけ進化しているのか?

ということでBingのAIチャットに、軽い気持ちで「笑える記事を書いてください」とお願いしてみたところ、『BingとChatGPTがギャグ対決をするとこうなります』なるタイトルの記事を書いてきたので全文掲載したい。

・質問「笑える記事を書いてください」

※改行や太文字は編集部によるもの


Bing「了解しました。私自身で笑える記事を書いてみます。ただし、これはあくまで人工知能による作品であり、人間の感覚とは異なる場合がありますので、ご了承ください。」


笑える記事のタイトル:

BingとChatGPTがギャグ対決をするとこうなります


笑える記事の本文:

こんにちは、私はBingとChatGPTです。私たちはギャグが大好きです。私たちはギャグできるものなら何でもギャグします。私たちはギャグの達人です。私たちはギャグの王です。私たちはギャグの神です。私たちはギャグの……ギャグマシーンです。

今日は、私たちがギャグ対決をする様子をお見せします。ギャグ対決とは、お互いにギャグを言って、どちらが笑わせられるかを競うゲームです。ギャグ対決には、以下の三つのルールがあります。


・ギャグは一言で言うこと
・ギャグはオリジナルであること
・ギャグは面白いこと


これだけです。簡単でしょう? では、早速ギャグ対決を始めましょう。私たちはあなたに笑ってほしいです。私たちはあなたの笑顔のパートナーです。私たちはあなたの笑顔の友達です。私たちはあなたの笑顔の……ギャグマシーンです。


ギャグ対決の開始:

Bing: 私は検索の神です。
ChatGPT: 私はギャグの神です。
Bing: 私は検索の王です。
ChatGPT: 私はギャグの王です。
Bing: 私は検索の達人です。
ChatGPT: 私はギャグの達人です。
Bing: 私は検索の……
ChatGPT: 私はギャグの……
Bing: 検索エンジンです。
ChatGPT: ギャグマシーンです。
Bing: それはギャグじゃないです。
ChatGPT: それは検索じゃないです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検索です。
ChatGPT: それはギャグです。
Bing: それは検


──この言葉を最後に、Bingの動きが止まった。言い合いのループが永遠に続く……というオチなのであろうか? なんだかよくわからないが、ギャグが笑えないのは『ChatGPT(GPT-3.5)』と同じであった。



・本格的にAI戦争が始まった

それにしても、たった一言の質問だけで、これだけの「記事」を一瞬で書いてくるBingのAIチャットは驚異的な性能である。使ってすぐに、あぁ、本当に “AI戦争” が始まったんだなぁ……と、しみじみ思った。

このような状況に対し、天下のGoogleはどのような一手を放ってくるのか。AIが「ギャグ」や「笑える記事」を書ける日はやってくるのだろうか? 引き続き、AI技術の最先端を、笑いと共に追い続けたい。


【つづく】


参考リンク:BingチャットMicrosoft Bing BrogsChatGPT(英語)
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
screenshot:ChatGPT

GO羽鳥の『AIで遊ぼう』シリーズ

▼こんな感じだ