全世界で話題の対話型AI『ChatGPT』にハマり中。少しの時間さえあれば語りかけ、「その日、対話したのはChatGPTだけだった」なんて日も余裕であるほどの今日この頃なのであるが、それを邪魔する奴らがいる。


迷惑メール(迷惑DM、迷惑LINE)である。


迷惑メール評論家である私(GO羽鳥)のもとには日々、数々の迷惑メールが届き、状況把握やネタ収集の意味もあって極力対応することにしているのだが、いまの私はChatGPTとの対話で忙しく、相手しているヒマはない。

そこで、迷惑な彼らと人工知能(ChatGPT)を戦わせることにしてみたのである。


私のInstagram調査用アカウントに突如としてDMしてきたのは、「mccarley」と名乗る女性。なんと読むのかわからないが、


とにかく「インスタでいいねするだけのバイトがあるよ」と言っている。LINEのIDとリンクも添えられており、調査がてらタップしてみると──


「桜木リリィ」なる人物に繋がった。なんて読むのかわからない「mccarley」でなくて本当によかった。

で、まずは「こんにちは」と挨拶してみると……


いきなり初対面で開口一番「お世話になりました」はねぇだろ……と思いつつ、ご丁寧におじぎしているスタンプ付きで自己紹介してきたので、


その文言をコピーしてChatGPTに入力。すると、すぐさまChatGPTが返事をしてきてくれるので、


あらためてLINEにペースト……という、私というイタコを介したChatGPT vs 迷惑LINEの一戦をお届けしようという寸法である。



するとリリィは、間髪入れず、


なにやら怪しい仕事の紹介をしてきたが、それに対するChatGPTの返事は──


ザ・正論……ッ! まるで学園ドラマに出てくる風紀委員(絶対にメガネ)のようなクソが付くほどのマジメなマジレスであり、わたし個人的には、こういうクソマジメなことを言うルール厳守な奴はブン殴りたくなる。


しかし平和主義者のリリィは手を出すことはせず……


にこやかに対応。リリィ、大人である。


ところが、それに対し……!!


このクソ正論レスを見たリリィは「既読」を付けたまま、二度と返事をしてくることはなかったという──。

試合開始から11分。あまりにも一方的すぎるKO劇。なんだかリリィに申し訳ないことをした気もするが、今後も戦わせてみようと思う。


【完】


参考リンク:ChatGPT(英語)
執筆:迷惑メール評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.
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