2021年1月に発売された『週刊つくってあつめるスヌーピー&フレンズ』は全100号とあまりにも長大であったが、デアゴ完全初心者の私(あひるねこ)は完成を目指し、毎週コツコツと死闘を繰り広げてたきた。

あれから約2年──。すでにお伝えした通り昨年12月、ついに全100号をコンプリート。感動の雨嵐の中、32ものコミック名シーンからなる犬小屋ボックスが完成した……のだが。ちょっと待ってほしい。皆さん、“アレ” をお忘れではなかろうか?

・読プレへの道

実はデアゴスヌーピーには全号集めた人だけに贈られる読者プレゼントが用意されており、私はこの2年間、各冊子に付いてくる応募券を毎号切り取っては大事に保管していた。創刊号から第100号までずーっとである。

最後にそれらの応募券を専用ハガキに貼り付け郵送すると、特製グッズが送られてくるという簡単なお仕事……のように思えるかもしれないが、実際に集めてみると、これがもうひたすらに厄介。想像してみてほしい。1号でも欠けたら(おそらく)アウトな上に、応募券1枚1枚が超ミニサイズなのだ。

これを2年も失くさず保管しておけってか……。失敗は許されないというプレッシャーが地味にストレスだし、ぶっちゃけ1回容器ごと床に落としてるからね。しかもその時、何枚か散らばってるからね。

そんなこんなで集めた応募券、しめて100枚。今からこれらを1枚ずつハガキに貼っていきます。


さあ、まずは創刊号だ……。

・異変をきたす

1枚目を貼ってみて思った。マジかよこれ、緊張して吐きそうなんだが。ワールドカップのPKかってレベル。特に次の号分がなかなか見つからない時の不安感といったらハンパではない。たった1枚ないだけで、この2年間のすべてが無に帰すかのような……。一体何なんだこの闇のゲームは。


頼む……!


あれ……!


次もあってくれ……! 頼むゥゥゥゥウウウ!!

そして苦闘の結果……


全100号、見事コンプリートッ!!!

・生きた心地ゼロ

この約2年間、1号も欠かさずに応募券を切り取り、保管し続けた自分を盛大に褒めてやりたいよ。あとはこのハガキをデアゴスティーニ総本山に送ればミッション完了だ。約2週間後……


ついに『特製スヌーピーぬいぐるみ』が……


届いた。

・登頂

そう、これぞデアゴスヌーピーの最後のピース。犬小屋を作ったからには、その主がいないと始まらないよね。というワケで、さっそくスヌーピーには屋根の上に寝そべってもらい……



これにて本当の本当に完成である。

応募券を毎号切り取り、失くさないように保管するという非常に面倒な仕事からも解放され、なんとも清々しい気分だ。ハッキリ言ってもう二度とやりたくない。応募券の類は生涯集めたくないでござるゥゥゥゥゥゥウウウ!


_人人人人_
> が!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^ ̄


実はこの作業、まったくやる必要がなかったと言ったら皆さんどう思うでしょうか? え、今さら? 簡単にご説明しよう。

私はデアゴスヌーピーを毎号ネットで1冊ずつ購入していたため、ぬいぐるみゲットのためには応募券を集める必要があったが、デアゴスティーニの「定期購読」を利用すると、何もせずとも自動でスヌーピーが送られてきたらしいのだ。おいおいおいおい、私の2年にわたる苦労は一体何だったんだ!?

・ガチで無駄骨

売り切れの心配がなく、しかも毎号自宅まで届く。それだけが定期購読のメリットではない。デアゴスティーニの場合、応募券を集めなくとも勝手に特典が手に入るのである。これはデカイ……! 本ッ当にデカイ……!!

まあ事前に告知されてはいたんだけど、当時はまさかこんな面倒なことになるとは思わなかったからな。ポイント欲しさに自力購入の道を選択したこと、心から後悔しているぞ。

・本気のアドバイス

以上の理由から、読者全員プレゼントがあるデアゴスティーニの購入は、誰が何と言おうと定期購読一択。じゃないと完成後、とんでもなく恐ろしい思いをする上にヘタしたら詰みます。これが約2年をかけ、全100号コンプした私が得た最大の学びだ。どうか覚えておいていただきたい。

参考リンク:デアゴスティーニ
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.

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