
ロンドンといえばロックンロール。それもモヒカン、革ジャン、穴あきスキニーにトゲトゲブーツといったスタイルでおなじみ、パンク・ロックの聖地である。せっかくロンドンへ来たんだから、現代のシド・ヴィシャスをナマで拝みたい!
しかしロンドン在住の友人に「パンクスが集まる場所を教えて」と頼んだところ、「う〜ん」と考え込んでしまったようだ。彼いわく「可能性があるとすれば『カムデン』という、日本の原宿みたいなエリア。でも確実に会えるかどうかは分からない」とのこと。
ロンドンにはパンクスがウロウロしているものと思っていたが……とりあえず行ってみるしかない、カムデンへ。
・確かに原宿だった
カムデン・タウンはロンドン中心地の北部に位置するエリア。ライブハウスやパブが立ち並び、幾多の “伝説のライブ” が行われてきたらしい。
で、実際に訪れたカムデンはというと……
インチキ・ロンドンTシャツ!
パチモン・ロックTシャツ!
格安・ド派手アイテム!
ゴスロリ!
サイバー!
その他ファッションアイテム各種!
う〜む、ティーンエイジャーと観光客が喜ぶものを詰め込めるだけ詰め込んだような街だ。「原宿みたいなところ」という表現が、これほどシックリくる場所も他にないのではないか。
・気を取り直して……
噂に違わぬ「ロンドンの原宿」だったカムデン・タウン。しかし半日ほど散策してみたものの、残念ながらパンクスに遭遇することは叶わなかった。
調査を続けたところ、どうやら現代のロンドンにも一定数のパンクスは存在する。ただし彼らが出没するのは、夜のライブハウスや繁華街とのことだ。考えてみれば、ガチのパンクスがやたらと原宿をウロウロするワケがない。次回はもっと計画的に行動しようっと……。
すっかりアテが外れたが、せっかくロンドンの原宿へ来たからには何か原宿っぽいことをしたい。原宿といえば、真っ先に思い浮かぶのが『クレープ』だ。ロンドンの街では今、なぜか『バブルワッフル』が大流行中。カムデン内でも多くのバブルワッフル屋がシノギを削っている様子である。
バブルワッフルは香港発祥のスイーツで、オリジナル名を『鶏蛋仔(けいたんし)』という。中国圏や東南アジアではそのまま、あるいはソースや果物などを添えて食べるのが一般的。それをロンドンでは、クレープ風にゴテゴテとトッピングするらしい。
さっそく、いかにも原宿っぽいバブルワッフル屋へ入店。
よく分からないので、とりあえず「一番人気のやつ」をオーダー。価格は5.95ポンド(約958円)。
こちらがロンドンの原宿で一番人気のバブルワッフルになります!!!!!
・最後に少し切なくなる
ホカホカのワッフル生地にこれでもか! とぶっかけたチョコレートソース&ホワイトチョコレートソース。そこへ砕いた『オレオ』をパンパンに詰めこみ、『キンダー』のチョコレートバーをぶっ刺す暴挙。
日本で例えると『コアラのマーチ』と『ポッキー』を同時食いする感覚だろうか……日本人にはなかなか思いつかない発想だが、SNS映えすることは間違いない。パシャパシャと写真を撮りまくる私。
とかやってるうち、ワッフルの熱であっという間に溶け始めるチョコレート。
バブルワッフルはその形状上、一般的なクレープほど内容物をキープする力がない。スピーディーに食べねば大惨事を招くという、なかなか難易度の高いスイーツなのだ。
実際の味は……みなさんが想像した通り。舌が焼け付きそうな糖質とカロリーの暴力を、ウマいとかウマくないという次元で論じてはいけない。
汗をかきかきワッフルと格闘していると、お店の方が「日本人か?」と声をかけてくれた。「俺は中国、韓国、タイ、シンガポール、香港、マカオへ行ったことがある。しかし日本へは行ったことがない……なぜなら日本はエクスペンシブ(物価が高い)だろう?」と彼。
どうやら彼は、ここ数年で日本が一気に貧しくなったことを知らないらしいのだ。「あなたが訪れたどの国よりも、今の日本はチープ(安い)である」と言いかけて、私は思いとどまった。なぜならキラキラと輝くカムデンの街に、卑屈な旅人は似合わないから。
彼が真実を知るより先に、日本が国力を回復させる可能性もゼロとは言い切れない。ならば私はリッチな旅人のフリをし続けよう。たとえそれがやせ我慢であったとしても……。
……最後はチョッピリ悲しくなってしまったが、ロンドン式バブルワッフルはそのうち日本でも流行りそうなポテンシャルを秘めている。カムデンを訪れたら試してみてくれ!
執筆:亀沢郁奈
Photo:RocketNews24.
亀沢郁奈



















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