日本最大のドーナツチェーンと言えば『ミスタードーナツ』。長きにわたり日本人にとって、ドーナツ=ミスドだった時期があった。
そんななか、「本場アメリカには、こういうドーナツもあるんだよ」と教えてくれたのが2006年に日本上陸した『クリスピークリームドーナツ』だ! その衝撃の美味しさに、当時は数時間行列は当たり前だったのを覚えている人も多いだろう。
そんなクリスピークリームドーナツが、2015年6月10日に新商品を発売……はいいのだが、ビジュアルが何だかドーナツっぽくない! でも、ドーナツであるらしい!! これは一体どういうことなのか。さっそく食べてみたぞ。
・クリスピークリームドーナツの新商品
クリスピークリームドーナツの新作の名前は、「ワフナッツ(税込240円)」と「シューナッツ(税込210円)」だ。
2種類とも、ドーナツとほかのスイーツをかけあわせたハイブリッドドーナツ。ワフナッツは “ワッフルとドーナツ”、シューナッツは “シュークリームとドーナツ” のハイブリッドだ。
・どう見てもワッフルな「ワフナッツ」を食べてみた
まずは、カラフルな「ワフナッツ」をチェック! 見た目はどう見てもワッフルそのもので、ドーナツの面影がほとんどない。
何がどうドーナツなのか……聞いてみたところ、ワフナッツは「焼き上げたベルギーワッフルを揚げたもの」であるそうだ。なるほど!! 「揚げる」という過程が「ドーナツ」である大切な要素なんだ!
さて、肝心の味はというと……あ、これちょっと新しいかも! ワッフルのしっかりした生地を揚げたと聞いたので、オールドファッションみたいな味を想像していたのだが、あらかじめ焼いているせいか、揚げたサクサク食感は表面だけで、中まで油がしみておらず、外はサクッと中はワッフルやパンのようにフンワリめだ。
ドーナツとワッフルの食感をいいとこどりして、食べ応えバツグンである。フレーバーはストロベリー、アーモンド、宇治抹茶の3種類があるのだが、なかでも宇治抹茶は抹茶の苦味がしっとりと出ていて、一番スッキリしていた。
・「シューナッツ」は軽くて食べやすいドーナツ
一方、同時発売のシュークリームとのハイブリッド「シューナッツ」はというと……軽~い! フレンチクルーラーを想像して食べると、想像以上に軽い食感に驚いた。フワっとして、甘くなくて食べやすい。
フレーバーは生キャラメル&塩キャラメルソースがトロ~リな「ダブルキャラメル」と、チーズクリームに入ったレモンピールがアクセントな「レモンチーズ」の2種類だ。どちらも美味しかったが、レモンチーズの方が、より生地のフワっと感が生きている気がする!
・甘さガッツリ系とサッパリ系のフレーバー
ガッツリ甘~いものが食べたい人には、ワフナッツのストロベリーとアーモンド、そしてシューナッツのダブルキャラメルがオススメ。あっさりパクっと食べたい時には、ワフナッツの宇治抹茶とシューナッツのレモンチーズが良さそうだ。
なお、ワフナッツの販売は7月21日まで! シューナッツは、今のところ終了日未定とのことだが、気になる人は早めにチェックしておいた方がいいかもしれないぞ!
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼新発売の「ワフナッツ」と「シューナッツ」
▼こちらがワフナッツ
▼見た目は完全にワッフルだけど
▼ちゃーんと揚げている! だからドーナツなのだ
▼ストロベリーとアーモンドはプレーンの生地だが
▼宇治抹茶は
▼生地まで抹茶ざんまい!
▼こちらは「シューナッツ」。並べるとセットみたいでカワイイ
▼個人的にはレモンチーズが爽やかで好み!
▼ダブルキャラメルは2種のキャラメルソースがトロットロ~だ