先日、日本最大級の文具と本の巨大デパート「コーチャンフォー若葉台店」に行った記事を公開した。本や文房具が好きなインドア派にとっては天国のような場所なのだが、そこをさらに最高の場所たらしめているのが、併設されている「ドトール」の存在である。

本を買ったあとに立ち寄るカフェの存在、最高。そこで買ったばかりの本を読む時間は至福である。

「でもドトールなんてどこにでもあるじゃん」と思われそうだが、実はこの「ドトール コーチャンフォー若葉台店」、全国最大のドトールで、限定メニューもたくさんあるのだ!


・全国最大のドトール

まさか全国最大のドトールが都心ではなく、稲城市にあるとは。実際に中に入ってみると……広い! 実は写っていない奥の方にも席がある。

広さは100坪、総座席数は200席以上もあるらしい。広いだけあって物販コーナーも充実している。

さらに、コーチャンフォーで買い物をするとドトールのドリンクサイズアップ券がもらえるのだ! 

ドトールの割引券とかレア感ある。店内を見渡すと、買い物帰りにそのままドトる人が多いらしく、本を読みながら大きなLサイズのドリンクを飲んでいる人が沢山いた。ドトールのLサイズ、初めて頼んだけど大きすぎてちょっと笑ってしまった。


・限定メニュー多いな!

サイズアップも嬉しいが、個人的に「おっ!」と思ったのが店舗限定メニューの多さである。

実はドトールの店舗限定メニューは公式サイトなどに記載されておらず「見つけた人だけのお楽しみ」となっている。この情報化社会にあって、いまだにナイショのお楽しみ感があるの、グッとくる。

その中でも気になった「ドトールシェイク 赤肉メロン&ピーチ」「フレンチトーストチョコバナナ」を注文してみた。


「ドトールシェイク 赤肉メロン&ピーチ」(店内600円)はスタバのフラペチーノみたいな氷のシャリっと感があるのを想像していたが、ミルクシェイクがなめらかで甘く、超濃厚でビックリ。赤肉メロンのソースは少なめかと思いきや、けっこう香りが主張してくる。上にのっているピーチ果肉もさわやか。

とにかく濃いので、ドリンクというより完全にデザートって感じだ。メロンにミルクに……北海道に来たんだっけ、っていうお値段以上の満足感。これは全店で出したら赤字確定、店舗限定も納得であった。


「フレンチトーストチョコバナナ」は、あったかいフレンチトーストにバナナとチョコ、さらにソフトクリームがついた一品。

フレンチトーストは4枚切りトーストくらいの厚さで卵たっぷり、しっかりした甘さ。ソフトクリームもシェイクと同じようにミルクが濃厚。しかしガラスの器に入ってるの、生クリームじゃなくてソフトクリームだったとは。しかも量が多い。

チェーンカフェのデザートにしては意外なほどボリュームがある。普通の店舗にもこれがあったら、ケーキじゃなくてこっちを頼んでしまいそう。取材のためにシェイクと合わせたけど、かなりしっかりした甘さなのでコーヒーと合わせたほうがよさそう。


この他にも、コーヒーシェイクチョコバナナパフェがあったり、カフェインレスコーヒーのメニューが他店舗よりも多かったりと、違いがけっこうある。限定メニュー、今回頼んだものはどちらも美味しかったので、他のメニューも試してみたいなあ。


・ただし、アレはない

サイズアップ券もくれるし、席数は多いし、限定メニューはあるしで、言うことなしのコーチャンフォー若葉台店だが……意外なことにアレがないのだ。

テレワークやスマホの充電切れにあると安心なコンセントである。

209席もあるが、コンセント付きの席だけはない。そもそもカフェで長時間PC作業するのはあんまり褒められたもんではないので仕方ないか。(ちなみにフリーWi-Fiはあります)


・もうすぐ全国最大じゃなくなるけど…

ちなみに、2022年10月にオープンするという「コーチャンフォー つくば店」に併設されるドトールは103坪。コーチャンフォー若葉台店のドトールよりも3坪広くなるそうだ。(地域ニュース「リアルエコノミー」の報道情報による)

というわけで、10月からは「全国最大」ではなくなるけど、都内最大のドトールであることは間違いない。ドトール大好きなドトラーなら行く価値あり!

参考リンク:ドトールコーチャンフォーリアルエコノミー
執筆:御花畑マリコ
Photo:RocketNews24.

▼ドトールが入ってるコーチャンフォー自体がめっちゃでかいのだ