先日、群馬県の館林市内をドライブしていたら「ドトールキッチン」を見つけた。言うまでもなく、ドトールコーヒーショップの郊外型店舗である。しかもどうやら1号店らしい。ガソリンスタンドに併設しているので給油目的のドライバーがターゲットなのだろう。

そういえば約1年前に佐藤記者も都内のドトールキッチンでカレーやシェイクを注文して喜びを爆発させていた。たしかに美味しそうだった……せっかくだから寄ってみるかってことで、私も利用してみることに。何を注文しようかな〜。

・ドトールキッチンEneJet館林店

ドトールキッチンEneJet館林店は2019年10月にオープン。先述のとおり、館林がドトールキッチンの記念すべき第1号店とのこと(試験店舗は除く)。あまり事情は詳しくないが、もしかしたら全国のドトールファンが聖地と称える店舗……なのかもしれない。

そうそう、言い忘れていたけど、ドトールキッチンの看板は鮮やかな緑色だ。おなじみの黄色と黒ではない。「だから何?」と言われても困ってしまうが、私はグリーンの方が好きである……なおさら「だから何?」な告白で申し訳ない。

さて、店内はゆったりとくつろげるほど広くて明るかった。公式サイトによると55席とのこと。席間隔がかなり広く、給油ついでに休憩するだけではもったいないほどの居心地の良さ。んで、やはりメニューはフード系が充実しているようだ。

グラタン、ドリア、カレー、パスタ、さらにパフェやソフトクリームなんかもある。どれも美味しそうだが、私は「十六穀米のアボたまカルビライス(900円)」と「アイスコーヒーのレギュラーサイズ(300円)」を注文した。呼び出しブザーをもらって席で待つ。



・公園のように気持ち良い店内

公園のように緑あふれる店内は気分が良い。受け取った「十六穀米のアボたまカルビライス」と「アイスコーヒー」も雰囲気と合っている。アボたまカルビライスは数あるメニューの中でも主役的オーラを放っているだけあってウマそうだ。期間限定・店内限定メニューらしい。

もちろん美味しかった。カルビライスだけでもウマいのに、とろとろの半熟たまごと濃厚かつまろやかなアボカドが組み合わさったらほぼ無敵と言っていい。さすが主役を任されたメニューである。

しかしそれ以上に良かったのは、やはり店内の雰囲気。ランチ代としては少し高い気もするが、緑あふれる憩いの場でのんびり過ごせる時間も込みと考えたら安いのではなかろうか。パッと食べてパッと帰るのではなく、できる限りゆっくりと過ごすのがいいだろう。

帰りに飲みかけのアイスコーヒーを返そうとしたら「カップに入れますよ」と声をかけてもらえた。店内だけでなく店員さんも気持ち良い。そんなドトールキッチン、機会があればぜひ利用してみてほしい。1号店おすすめです!


・今回ご紹介したスポットの詳細データ

名称 ドトールキッチンEneJet館林店
住所 群馬県館林市足次町1198-1
時間 7:00〜23:00

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.