「それ」と対面した時、思わず思考が停止したのは言うまでもない。

手渡された袋の中に入っていたのは、ずっしりと重い巨大な塊。この謎の物体の正体は……なんと、おにぎりなのである。

お米どころ新潟県ならではの巨大おにぎり・「大爆おにぎり」。スケールが違いすぎて大量の米を見慣れているはずの新潟県民でも戦慄せざるを得なかったので、是非レポートさせていただきたい。


・異様な存在感

この大爆おにぎりが買えるのは、「雪ん洞(ゆきんと)」というおにぎり屋さん。

越後湯沢駅に併設されている土産物店「ぽんしゅ館」内に存在しており、アクセスも良好。どうやら様々なお店が集まるぽんしゅ館の中でもかなり有名なお店らしく、ここを目的に越後湯沢駅を訪れる人も多いんだとか。


それもそのはず、このお店では魚沼産コシヒカリの中でも特においしいとされる南魚沼塩沢産コシヒカリを使った様々な爆弾おにぎりを味わうことができるのだ。


お店の前には、色とりどりの具が詰まった爆弾おにぎりのサンプルが置いてある。おぉ~、どれも大きくておいしそう! 見ているだけでお腹が空いてきちゃうな。

──ん? 何やら重々しい気配を感じる。視線を横に向けてみると……


いや、でっっっっっっっっか。


隣の爆弾おにぎりたちとは明らかに格の違う物体が鎮座している。ズン……という効果音が聞こえてきそうだ。こ、これが大爆おにぎり……!! 


・米4合の衝撃

なんと米4合でできている大爆おにぎりは、いざ目の前にするととんでもない迫力だ。通常の爆弾おにぎりに入れてもらえる具材は最大2種類だが、大爆おにぎりではサイズがサイズなだけあってなんと5種類も入れてもらえるんだそう。

ちなみに、お値段は具材によって多少変動することもあるらしい。基本のお値段は2200円だが、今回注文した「もち豚角煮、すじこ、焼きタラコ、昆布佃煮、しゃけ」のラインナップではプラス260円で合計2460円を支払った。


・いざ実食

ほかほかの米の塊が入ったずっしり重たい袋を持って、無事自宅に到着。さっそく気になるサイズを計測してみると……


幅は約20cm、高さは約10cm。


重さは驚異の1803g。


うん、数字で見てもやっぱりとんでもないサイズだな。桁が違いすぎて1周回ってなんだか冷静になってきた。

パッケージに貼ってあるラベルを見ると、このおにぎりは当日中に食べきらなくてはならないらしい。さすがに1人では食べきれないので、家族に手伝ってもらうことにした。

食べやすくするため、ひとまず半分に割ってみると……


具材多っ!? 注文した5種類の具材たちが、これでもかというほどにみっちみちに詰まっている!!


しかし、この時点で見えていたのは全体のほんの一部だったようだ。食べ進めれば食べ進めるほど具材が滝のように流れ出てくる。

そして驚いたことに、これだけバラエティ豊かな食材が同居しているのにそれぞれの味がまったく喧嘩していない。

魚卵の味がしたと思ったら豚肉のジューシーさが広がり、直後によく味が染みた昆布のしょっぱさが感じられ……く、口の中が忙しい!! 

それぞれがたっぷりの南魚沼産コシヒカリの甘みと奇跡のマリアージュを起こしており、食べても食べても飽きがこない。どうやったらこんなにスッキリまとまる味付けになるんだ……!?

最近暑い日が続いており食欲が振るわない筆者一家だったが、このおにぎりはおいしすぎて一気に4分の3ほどを平らげてしまった。


・大満足間違いなしのおにぎり

いや~、お米どころであることを存分に活かしたおにぎりだったな……このボリュームを考えると、本当に2000円ちょっとで購入できてしまっていいのだろうかとすら思えてくる。

観光に来た方はもちろん、県民の方も大満足できること間違いなしだ。新潟の味をこれでもかというほどに堪能できる大爆おにぎり、是非ご賞味あれ。お酒好きであれば『日本酒の利き酒 → 爆弾おにぎり』という鉄板コースを堪能するもよしだ。

・今回訪問した店舗の情報
店名 雪ん洞(ゆきんと)
住所 新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427−3 JR越後湯沢駅構内 ぽんしゅ館
時間 9:30~18:30(受付18:00まで)

参考リンク:ぽんしゅ館 越後湯沢駅
執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

▼購入したおにぎりは、店内でそのまま食べることもできるぞ。できたてをすぐに食べられるのは嬉しい

▼食べても食べても圧が凄い

▼注文した具材はラベルにメモしてもらえる

▼具材とは別にこんな漬物もついてきた。こちらもとってもおいしかった!