2022年3月17日から全国の はま寿司にてスタートした「うまさ満開!まぐろ祭り」。言うまでもなくメインはマグロだ。「大切りまぐろはらみ」や「本鮪上赤身」が税込み165円で提供されるなど、なかなかコスパがいい。

腹いっぱいマグロを堪能する絶好のチャンス! と考えて食べに行ったところ、マグロとは無関係の、完全にノーマークだった あるメニューにやられてしまった。こんなのあったのかよ!? 美味すぎんだろ……!!

・まぐろも美味い

そのメニューの前に、一応今回のメインであるマグロ系メニューを先に紹介しておこう。まずは「大切りまぐろはらみ(165円)」。


はま寿司の「大切り」系が出るたびに同じことを言っている気がするが、ぶっちゃけ他と比べてそこまで大切りではないと思う。が、今回は1皿2貫で165円! そう考えれば並の大切りよりも切り身の体積は勝っていると思う。

クオリティは上々。期待した通りのマグロのハラミだ。「炙りゆず塩」バージョンもあり、個人的にはこちらの方が、炙りの香ばしさと ゆず塩のさっぱり感的に好ましく感じた。


続いては「本鮪上赤身(税込み165円)」。


そして、関東のみで販売される「粗切り本わさび」バージョン。


ド安定の赤身。食べやすく、程よい旨味。身も締まっていてウマい。関東限定なのが申し訳ないが、粗切り本わさび付きはとても嬉しい。欲しがりすぎかもしれないが、これが110円だったら神だったと思う。

とまあこんな感じで、メインのマグロ系はちゃんと美味い。今回筆者の訪れた店舗はなぜか凄まじく混んでおり、フェア対象メニューの中には売り切れていたものもあったが、しっかり「まぐろ祭り」していると思う。


・ガチ

そんな感じで、公式HPのフェアのページに記載されたメニューを順番に攻めていたところ、あることに気付いた。今回は普段よりも、レビューの必要がありそうなフェア対象のメニューが比較的少ないのだ。

平時であればフェア対象の寿司系メニューのみで胃が限界になってしまうため、寿司ではないメニューはスルーしがち。しかし、今回は余裕がある。

そこで目にとまったのがこちら。「あおさとたらこの茶碗蒸し(税込み286円)」。


メニュー名をSNS等で検索してみると、以前から存在したらしい。今回のフェアで復活したのか、それとも恒常のものをフェアに組み込んでいるのかはわからない。とりあえず筆者的には初めてオーダーした。

たっぷりと盛られた たらこ の鮮やかな赤と、あおさの緑のコントラストが美しい。なんとなくだが、高い戦闘力を感じる。これ絶対ウマいだろ……!


食べてみると、たらこ のプチプチ感と、はっきりした塩気。そこにアオサの独特なウマ苦フレーバーが合わさって、めちゃくちゃイケる! 中にはエビや銀杏、椎茸など、他の具材もしっかり入っていて抜かりなし!


こんなにウマい茶わん蒸しがあったとは! もっと早く知りたかったぜ……!! 「まぐろ祭り」のレビューしに来たのに、完全に茶碗蒸しがマグロをぶっちぎってしまったが、そういうこともあるだろう。

「あおさとたらこの茶碗蒸し」はガチだ! もちろんフェアの本命たるマグロ系の寿司たちもしっかり美味いが、今回はこの茶碗蒸しも是非食べてみてくれ!

参考リンク:はま寿司
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.

▼ちゃんと他のメニューも食べてはみた。


▼「宮城県産 天然本鮪たたきつつみ(110円)」。なめらか。海苔の風味とマグロ。


▼「瀬戸内産生しらす軍艦(110円)」


▼「瀬戸内産釜揚げしらすつつみ(110円)」


▼生か釜揚げかで迷ったらこちら。「瀬戸内産しらす食べ比べ(110円)」


▼好きな人は本当に好きなヤツ。「岸和田漁港水揚げ このしろの酢〆(110円)」


▼「北海道・青森県産真いかつつみ(110円)」


▼「鹿児島黒牛握り(308円)」


▼「炙り鹿児島黒牛握り(308円)」


▼「とろびんちょうレアステーキ(110円)」は売り切れてた。コスパ良さそうだし、ウマさ次第では神な可能性もあると思う。