2023年9月13日、全国のスシローで『満腹 デカネタ祭』が始まった。同フェアは読んで字の如く、人気のネタが期間限定で大切りやジャンボサイズで提供されるもの。開催期間は10月1日までとなっている。

デカネタ……食欲の秋を迎えるこれからの時期にピッタリのフェアであるが、果たして今回の「勝ちネタ」は? お店にあった全8種類全てを食べてみたので「負けネタ」と合わせてご報告しよう。

・鉄板フェア

スシロー39周年最後のフェアとして開催される『満腹 デカネタ祭』。「大切り」や「ジャンボネタ」に特化したフェアがちょいちょい開催されるが、それだけスシローにとってデカネタは “鉄板フェア” なのだろう。

今回も訪れた店舗では8つのネタが大きくなって登場していた。まずは以下で『満腹 デカネタ祭』で発見した全てのネタをご覧いただこう。なお価格は郊外店のものを記載している。


本鮪大切り中とろ(260円)


活〆でかえび(120円)


大切り真いか(120円)


大切り煮穴子(180円)


ダブルジャンボ貝柱(400円)


大切り牛タンにぎり(260円)


えび天マウンテン(260円)


ちくわ天ぷらにぎり(120円)



・大本命、中トロ

まぐろに命を懸けるスシロー的に、おそらく目玉は「本鮪大切り中とろ」なのだろう。まぐろの王様と称される本まぐろ(くろまぐろ)を、1貫とはいえこの価格でいただけるのはかなりリーズナブルだ。

そして確かに「本鮪大切り中とろ」はかなりウマかった。本まぐろならではのわずかな渋みと抜群の脂のり。さらには普段よりだいぶ分厚くカットされている中トロは、回らない寿司屋で食べたらいくらするのか震えが止まらない。

やはり大本命は「本鮪大切り中とろ」なのか……と思いきや、結果的に『満腹 デカネタ祭』には中トロを遥かに凌ぐコスパ最強ネタが存在した。それは……


活〆でかえび!


・勝ちネタはでかえび!

最安値の黄色皿でありながらも、活〆でかえびはマジでデカい! プリプリどころではい “ブリンブリン” の食感は、まさにデカネタならではのウマさと食べ応えである。これはいい!!

その大きさは180円の赤皿で販売されている「大えび」と比較してもヒケを取らない……どころか「勝ってるんじゃないか?」まである。味に若干の違いはあるものの、えび is えび。大えびがダメなわけではなく「活〆でかえび」はあまりにも優秀だ。



・負けネタは…

一方で「ちょっと無いかな?」と感じたのが「ダブルジャンボ貝柱」である。確かにボリュームはかなりのもので、通常のほたてが好きな方なら満足できるハズだ。

ただし、良く言えばトロッと系、悪く言えばグニャっと系の食感で、新鮮なホタテだけにあるシャキっとした食感は皆無であった。本フェアの最高価格「400円皿」であることを考慮すると、残念ながら高評価とは申し上げられない。

その他に優秀だと感じたのは、1皿だけで満腹になりそうな「ちくわ天ぷらにぎり」や、甘さが好印象だった「大切り真いか」あたりだろうか? もちろん「本鮪大切り中とろ」も抜群にウマかった。

というわけで、スシローの『満腹 デカネタ祭』は、まず「活〆でかえび」を軸に攻めるとヨロシ! えび好きな方には打って付けのフェアと言えよう。10月1日まで全国のえび大好きっ子たちはスシローへGOだ!!

参考リンク:スシロー
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.