海外でゲストハウスを運営している知人が、敷地内に遊び半分でブランコを設置したところ「インスタ映えする」と話題になり、いつの間にか地域を代表する観光スポットになっていた……という話を、先輩が楽しげに語っていた。人生何が起こるか分からないものである。

しかも、アリアナ・グランデ級の海外セレブまで訪れて写真撮影をしたことで、一気に行列必至の人気スポットとなり……とうとう入場料を取り始めたら、今では入場料だけで生活費が稼げているという。夢のような話だぜ。このアイデア、パクるしかねぇぇえええ!

・何でもできる100万円の家

てことで、ロケットニュース24が100万円で購入した家にやってきた。自然あふれる秘境エリアにポツンと佇んでいるのが特徴で、滝行ができたり、iPhoneを川に流して遊ぶことができる。ここならきっと写真映えするブランコが設置できるに違いない。


そう確信した私は、アマゾンで木製のブランコを購入した。


こちら「どこでもブランコ」なる商品で最大耐荷重150キロとのこと。イメージとしては、木の枝にベルトを通して、ベルトのリングにブランコ本体のロープを引っ掛けたら完成。木の枝でなくても、引っ掛ける場所さえあればブランコは設置できそうだ。


しかし “敷地内” と考えると、なかなか良い場所が見つからない。現場は想像以上に倒壊していた。ブランコしている場合じゃねぇぇ。


このバイオハザード感あふれる瓦礫の中でブランコをするのもアート……かもしれないが、できれば大自然に囲まれたい。そう思って家の周りを散策していると、すぐ近所で超デカいブランコを発見。すでに誰かが始めていた。ってマジかよ。

もうこうなったら倒壊現場で、いや……


逆に……

家の中ってどうですかね?


ベルトの長さが足りなかったため、その辺に捨ててあった「電源コード」を使って長さを継ぎ足してみた。


気になる景色はというと、窓を全開にしたら目の前は……

それなりに大自然である。


せっかくなので、みんなでブランコをしてみた。

スイ〜(思ってたのと違う)


スイ〜(思ってたのと違う)


スイ〜(思ってたのと違う)


でも楽しい……


というわけで、アリアナ・グランデさんのお越しを心よりお待ち申し上げております。ジャスティン・ビーバーさんも一緒にブランコいかがでしょうか。私としては、ブランコの設置場所等を再検討し、最終的にはちゃんと写真映えスポットにしたいな〜と考えております。

クソッ、オシャレなロケット別荘への道のりはなかなか険しそうだ。果たしてこの場所は今後どうなるのだろうか……それでは、またお会いしましょう。


参考リンク:Amazon「どこでもブランコ」
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.