近ごろ「ビックリマン」やら「雪見だいふく」やら、ロッテとの異色コラボで世間をザワつかせる「幸楽苑」だが、このたび「パニックde餃子with雪見だいふく&コアラのマーチ」なる期間限定メニューが登場した。

なんだそれは、餃子なのかアイスなのか? どんなメニューで、どんな味がするのかまったく想像がつかない。まさにパニックだよ。


・「パニックde餃子with雪見だいふく&コアラのマーチ」(税込300円)

さっそく注文してみた。ぱっと見、カラフルに「いろいろ盛られている感」はあるので、おしゃれなカフェのデザートプレートに見えなくもない。

ベースになっているのは「餃子極」。同店ではほかに「ベジタブル餃子」があるので、スタンダードな「極」の方ということだな。

添えられているのはひとくちサイズの「雪見だいふく」。紅白で彩りがいい。ソースはカラメルソースだという。


そして餃子のトッピングは……


どう見てもコアラである。まさか「コアラのマーチ」を箸でつまむ日が来るとは思わなかった。


皿にはカラースプレーがふんだんにかかっている。餃子の熱で溶けて、トロトロのチョコレート状になっている部分もある。うわぁ……。

たぶんデザートなのだろうと思ったが、餃子感覚でうっかり食事と同時に頼んでしまったので、筆者のかたわらには麺がある。しかし「雪見だいふく」はどんどん溶ける。先に片づけるべきだろう。

意を決してパクリ。


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あれ? なんだろう?


味としては確実に「甘い」に分類される。意外にもカラースプレーがしっかりとチョコレートの甘さを主張し、スウィーツ感がある。「美味しい」とさえ いえそうだ。

しかし主役は肉汁あふれる餃子なのである。よくニューヨークなど流行の発信地では、常識をぶち壊すような先鋭的レストランが登場するが、それまでの先入観をあっさり捨てて純粋に味に向き合える人と、過去の経験やイメージが先行してしまう人に分かれると思う。

筆者は後者なので「知ってるのと違う」と思ってしまうと、最後まで違和感を払拭できない方だ。

肉と野菜と油の感触がありながら、過去の経験を真っ向から否定するスウィートな味わい。筆者の脳内は大混乱だ。美味しいが、脳がそれを認めたがらない……! なるほどこれが、幸楽苑のいう「パニック」なのか……!!

追って「雪見だいふく」を投入すると、さらに口の中はカオスになる。餃子にチョコにクリーミーなバニラアイス。もうなにが起きているのか理解が追いつかない!


・12月中旬頃まで

ちなみに食事と一緒に頼むのは、まったくオススメしない。あくまで「デザート」に分類される味だったので、食事とは別にオーダーすべきである。でないとラーメンの最中に、甘いバニラアイスを食べることになる。

販売は2021年10月21日から2021年12月中旬頃までで、なくなり次第終了。フードコート店舗では販売しない。あなたも、このパニックをぜひ味わってみて欲しい。新たな世界が開けるかもしれない。


参考リンク:幸楽苑
執筆:冨樫さや
Photo:PR TIMES、RocketNews24.