まず取り急ぎお伝えしたい。もしもエアコンのクリーニングを業者さんに頼もうとしているのであれば、今すぐ連絡した方が良いということ。業界的に、これからどんどん予約が取りづらくなる時期に突入するらしい……。

ということで今回お伝えしたいのは、エアコン掃除、プロの業者さんに頼んだらチョー最高だったという話である。やはり餅は餅屋だなぁ〜と。

・もう自分ではやりたくない

実は私、2年ほど前にロケットニュースの記事を参考にしつつ自分でエアコン掃除をしたことがあるのだが、ぶっちゃけ もう二度とやりたくない。

たしかに自分でやれば安上がりだが、とにかく面倒だし、分解するのは怖いし、水洗浄でヤバイところが濡れて壊れたら怖いし……などなど、不安要素が多すぎるからだ。1万円チョイで誰かがやってくれるなら余裕で払う。


そこで今回お願いしてみたのが……


環境や体に優しい洗剤しか使わないナチュラルクリーニング「宇宙一」の山本さんである。どこかで見たことあると思った人は なかなか鋭い。そう、この男の正体は……


実はフリーザのモノマネをするドラゴンボール芸人「BANBANBAN山本」氏なのである。キェイ! それはさておき(さておくんかい)……

さっそくエアコン掃除を始めたフリーザ山本氏。その間、いろいろと話を聞いてみたところ、「エアコンを末長く快適に使う3つのコツ」を引き出すことに成功したので、情報共有しておきたい。


・カビさせない方法「つけっぱ最強」

実は私、夏や冬は当然のこと、年がら年中エアコンはつけっぱにしておくタイプなのだが、その話を聞いた山本氏は「だからか!」と膝を打ちつつ「つけっぱ、それ最強ですよ」と納得の表情。というのも私のエアコン、2年ぶりのわりにはカビが極めて少ないのだという。

電気代はともかくとして、常に風を送り続けることによりカビの発生を抑えていたらしい。もちろん「つけっぱにしろ」とは言わないが、定期的に「送風」や「除湿」することにより、カビの発生が抑えられるとのこと。逆に一番良くないのが、「長い間、動かさないこと」らしい。


・1年に一度はクリーニング(なんなら半年に一度)

先述の通り、私は2年前の2019年に自力でエアコンクリーニングをしたが、できることなら1年に一度はエアコンクリーニングしたほうが良いという。なんなら夏と冬、それぞれシーズン前の年2回なんて最強らしい。

また、これは山本氏の作業や装備を見て思ったことだが、やはりプロに任せたほうが絶対に良いと確信した。特に高圧洗浄機のパワーは手動ポンプ式の比ではない。おそらく過去に自分でやった私のエアコン掃除、ヨゴレやホコリも完全に取れていなかったんだろうな……と確信した。


・ドレンホースには必ずキャップを

空いている時間を利用して、おもての室外機などもチラっと見てくれた山本氏。そしてドレンホース(排水ホース)の中の汚れも簡単にチェック&掃除してくれたのだが、ここで彼は微笑みながら「100均のキャップ、入ってますね。フフフフ……」とフリーザの声でつぶやいた。

というのも、私が過去に記事にした100均のドレンホースキャップは、マジのマジで必須であるという。もしもコレがなかったら、本当の本当にゴキブリが部屋に入ってくると断言していた。なので、絶対に付けておこう。


──以上が、会話の中から私が聞き出した「エアコンを末長く快適に使う3つのコツ」である。本格シーズンを迎える前に、ぜひとも参考にしてほしい。


そんなこんなでフリーザ山本氏は……


たまに小声で「キェイ」などと つぶやきつつ、


実に丁寧かつ几帳面な仕事っぷりで、


2年ぶんの汚れを根こそぎ落とし……


約90分でピッカピカに!


そしてエアコンをつけてみると……


なんて良い香りなのでしょう!


まるで森林の中のように、エアコンの中から出てくる空気がマジのマジで超うまい! スーハースーハーと何度も深呼吸してしまったくらいに超うまいのだ!! なお作業価格は1万円チョイ。プロに頼んでよかった〜!


ちなみに山本氏は、使っている洗剤にも強いこだわりを持っている。お子さんが産まれたのをきっかけに、刺激の強い洗剤を使うのはやめたそうで、完全無添加のオリジナル洗剤「いろいろ使える濃縮洗剤」まで作ってしまったほど。

漫画の中でのフリーザ様は地球を破壊する勢いで大暴れしていたが、モノマネ芸人のフリーザ山本は地球に優しい男であり、子供に優しい父親であり、たまに「キェイ」と小声でつぶやく芸人でもありつつ、仕事にマジメなお掃除のプロだった。オラ、感動したゾ〜!

参考リンク:ナチュラルハウスクリーニング宇宙一BANBANBAN山本正剛Twitter
執筆:GO羽鳥
Photo:RocketNews24