香川県・丸亀市の観光協会から突如として『まるがめクエスト〜囚われの12姫〜』なるRPGが公開された。ネタバレ禁止のゲームながら、2021年3月10日のTwitter上ではゲーム内に登場する技名らしき「ファイナル青江ストラッシュ」がトレンドに入り続ける事態となっている。

コロナ禍の今、全国へ丸亀市の魅力を発信したいと制作されたというこのゲーム。WEBブラウザ上で誰でも無料で楽しめるゲームもご紹介したいが、せっかくなので筆者が2019年に丸亀旅行で見てきたリアル丸亀もご紹介したい!

・おうどんも、おうどん以外も

『まるがめクエスト〜囚われの12姫〜』は丸亀市観光協会の職員さんが制作・監修したRPGとのことだが、操作は簡単なものの結構敵が強かったりと、なかなか手応えを感じるゲームだ。

ゲームには丸亀市のマスコットキャラクターたちや、丸亀市とメロンブックスがタッグを組んだ町おこし企画「丸亀城と12人のお姫さま」のキャラクターたちが登場しているのだが、時間に余裕がある方は是非、モブキャラたちの名前や台詞も楽しんでほしい。クスッときちゃうかも。

筆者はまだゲームを始めたばかりで確認出来ていないが、丸亀市観光協会広報担当の公式ツイートによると丸亀市が所蔵する宝刀「ニッカリ青江」も登場するようだ。今はまだ「ファイナル青江ストラッシュ」どころか、序盤で敵に負けまくっている状態なので、早く出会いたい。

ちなみにゲームのあらすじは、丸亀城の天守がモンスターに乗っ取られピンチに陥った丸亀市のため、市のマスコットキャラクターたちが立ち上がる! というものなのだが……ゲームで丸亀城に興味を持った方には是非、実際の丸亀城もご覧いただきたいと思う。

お城の敷地は広大で、形も美しい。何より、天守閣から見た景色は最高だった。天守閣から丸亀の町並みと海を見渡す気分は爽快。天守閣へ昇る階段はとても急かつ一段ごとの幅が狭く、降りるのが怖かったのだが、勇気を出して昇って良かったと思える景色だったよ。

ゲームの中には丸亀のご当地グルメなども登場するようだが、多くの方は丸亀市というと「おうどんが名物なんじゃないの?」と思うのではないだろうか。確かに丸亀のおうどんは美味しい。昼食に何軒かはしごしてしまったぐらい美味しかった。

だが、丸亀の美味しいものはおうどんだけではない。以前もご紹介したが、丸亀発祥の「骨付鳥」は病みつきになる美味しさの名物だ。さらっと食べられるおうどんと対照的に、ガッツリとパンチのあるものを楽しみたいときにオススメしたい逸品だった。

そして、丸亀駅の近辺にはレトロな雰囲気の商店街もある。筆者が旅行した2019年6月時点では平日の昼下がりだと開いているお店も多く、散歩しているだけでも楽しかった。

なかなか類を見ないほどバリエーション豊かないちご大福など、思わぬ美味しいものとの出会いもあった。商店街を散歩していて思ったのだが、人の暖かさや穏やかさも丸亀の特徴のように感じた。

他にも中津万象園という美しい庭園や、丸亀の伝統工芸品・うちわの博物館「うちわの港ミュージアム」などもオススメのようだが、筆者は2日間滞在しても名所をまわりきることが出来なかった。丸1日お城を見て、残り1日で町を観光していると時間がすぐに過ぎてしまったのだ。

余談となるが、丸亀城は日本100名城に選ばれている歴とした名城な上、12しかない天守閣が現存しているお城としても有名だ。しかしその魅力はそれだけに留まらず、高さ日本一の石垣を有する「石垣の名城」としても有名なのだ。

にもかかわらず、その石垣は2018年の西日本豪雨により一部が崩落してしまい、修復作業に莫大なお金と時間がかかってしまうらしい。筆者が旅行した2019年時点では修復作業が行われていたが、2021年現在でもいまだ修復作業は終わっていない。

石垣修復は寄付の他、商品の購入やスタンプラリー、ふるさと納税など、様々な形で応援することが出来るので、気になった方は是非。次に旅行したときは、以前よりもさらに美しくなった丸亀城を楽しみたいと思う。

参考リンク:丸亀市の観光情報公式サイト「丸亀市観光RPGゲーム『まるがめクエスト~囚われの12姫~』配信開始!」
執筆:伊達彩香
Photo:RocketNews24.

▼ファイナル青江ストラッシュ!

▼骨付鳥、めちゃくちゃ気に入りました。

▼ニッカリ青江、とても豪壮かつ美しかったのでまた拝見したい……!

▼丸亀城の石垣、早く修復完了しますように

▼名物お菓子を買うと代金の一部が石垣応援募金になるのが嬉しかったです。一石二鳥!

▼骨付鳥にハマりすぎて丸亀市のマスコットキャラクターの一人(?)骨付じゅうじゅうさんのTシャツを買いました。愛用してます。