ポップコーンが好きだ。本当は映画館で食べるのがいちばん好きなのだが、このご時世 なかなか劇場へ足を運ぶことも少なくなった(新作があまり劇場公開されないから……)。なので最近はもっぱら 自宅の電子レンジやガスコンロで作るタイプのポップコーンを楽しんでいる。
──のだが! お家で悶々(もんもん)と過ごす生活にもそろそろ刺激がほしい。ということで、なにやら楽しげなポップコーンメーカーを自宅に導入してみたぞ! 結論から言うと、個人的にはイイ買い物をしたと思っている。それにまさか、アノ瞬間が撮れるとは……!
・ポップでヘルシー
私がAmazonでポチったのは、グリーンハウス社製のポップコーンメーカー(購入価格4780円)。他社製品でもっと安いポップコーンメーカーもあるのだが、アメリカンなかわいいデザインに一目惚れしてコレに決めた!
この商品に決めたもう1つ大きな理由は、加熱方法が「熱風式」であること。つまり、普通は(たとえば映画館とかでは)油でポップコーンの豆を熱して作るところを、この商品は “熱風だけ” で作るのだ。言うまでもなく、油を使わない分ヘルシーだし カロリーも低い。イイネ!
・作ってみた
さっそくポップコーンを作ってみよう! と言っても、手順は超絶にカンタンだ。
まず、本体上部に計量カップがあるので……
ここにポップコーン(豆)を入れて……
本体の中に流し込む。
計量カップには、お好みでバターを入れて元の位置に戻しておく。(ここにセットしておくことにより、熱風でバターが溶けることになる)
本体の下に受け皿となるボウルなどを置いて……
あとはスイッチオン! ハジけて、混ざれ!(©︎べジータ)
「ヴゥゥーーーンンカラカラカラッ!!」と元気な音を立て始めるので、2分ほど待つと……
\ポンッポンッ!/
\ポンッポンッ! スポポンポンッ!/
芸人の「アクセルホッパー」みたいなバカテンポでポップコーンが吐き出されてゆくではないか!
\ポンッスポーンッ? ポンスポーンッ?/
\スポポポポポポポポポポポポポポポポポポポンッ!/
どんどん出てくる(笑)それにしても童心にかえったかのように、夢中で見入ってしまう。「ハジける楽しさ」とはまさにこういうことだな。
\ンンン……/
あ、終わったようだ。
かくして、ポップコーンの山が完成!
最後に、温めておいたバターと、お好みで塩を入れて混ぜるだけ!
ジャーーーン、完成! 所要時間は5分ぐらい。
・ヘルシーな味
気になる味はというと、フツ〜〜に美味しいです。「フツーて。もっと他に言うことはないのか」と言われるかもしれないが、まぁそこはポップコーンなので。人生観が変わるような未体験の味とか、脳下垂体に電流が走るような衝撃の喉越しとかは、特にございません。ただただフツーに熱々、サクサクの美味しいポップコーンです。
しいて言うならば、映画館などのモノと比べるとコクが少ないかも? その理由は前述した通り、油を使っていないからだろう。だが、油を使っていないから「物足りない」と考えるか「ヘルシー」と考えるか……筆者はポジティブに、つまり後者の方の考え方だ。繰り返しになるが、フツーに美味しいことに変わりはないゾ。
ただ、何度か作ってみて検証したところ、バターを全く入れないとさすがに淡白な味わい。「ポップコーンは塩のみ! バターは絶対に入れない派」の人にはちょっとビミョーかもしれない。
一方、バターを多めに入れてコクをカバーしようとしたところ、ポップコーンがベチャッとなり食感が悪くなった。筆者の場合、付属の計量カップ2分の1の量でポップコーンを作った場合、バターは10gでちょうどイイあんばいだった。
あとけっこう重要なのが、味の決め手にもなる塩! 「粗塩」とか、ちょっとおしゃれな「ハーブソルト」とかだとあまり絡まないので、なるべく粒子の細かい塩を使うのがポイントだ(食卓塩でOK)。まぁ、バターにしても塩加減にしても、味の好みは人それぞれ……ということに尽きる。
・決定的瞬間をとらえた!
ちなみに今回、記事を執筆するにあたり2つのカメラで撮影しながらポップコーンを作ったのだが、あとで2カメの動画を見返したところ、ある決定的な瞬間をとらえていた!
\ポンッ!/
\コローン/
\バァンッ!/
お分かりだろうか? “豆” の状態のまま飛び出してきたポップコーンがボウルの中を転がった後、時間差で「バァンッ!」と弾けたのだ! その瞬間を見事、撮影することに成功した。まぁ正直いうと「バァンッ!」とは鳴ってないんですけど、ちょっと感動。
電子レンジやガスコンロで作るタイプのポップコーンでは決してお目にかかれない、貴重な瞬間ではなかろうか? 「おうち時間」も過ごし方次第ではけっこう簡単に “感動” と出会えることを身をもって知った。
・おうち時間にハジけちゃおうぜ
ポップコーンそのものの美味しさを味わうだけでなく、目の前でハジける “視覚的な楽しさ” を味わえるのも「ポップコーンメーカー」ならでは。
さあ、おうち時間の過ごし方を持て余しているポップコーン好きの同志よ、ちょっくら「 ポンッポンッ! スポポンポンッ!」してみないか? ポンッスポーンッ? ポンスポーンッ?
参考リンク:グリーンハウス ポップコーンメーカー(Amazon)
Report:ショーン
Photo:RocketNews24.
▼スポポポポポポポン!(※音出ます)
▼外箱はこんなカンジ
▼箱の裏面
▼ちなみに洗い物は、バターを使った場合の計量カップだけ(本体は中を軽く水拭きするだけでOK)なので、お掃除も意外と楽チンだ