福袋を買いたいけど、どれがいいかしら? 間違いないヤツがいいなぁ~……と思っているのならばコレ一択! そう、カステラ界の重鎮である文明堂の『新春開運箱』(1080円)だ。

お求めやすい価格、万人にウケる内容、接しやすいマスコットキャラクター。いわば “スベらない福袋” と言っても過言ではない。ということで、さっそくその中身をババンと紹介していこう!

・文明堂「新春開運箱(1080円)」の中身

・カステラ巻き(ハニー)
・寿月三笠 ※どら焼き
・栗まんじゅう
・ふみ巻き(ゆず)
・ふみ巻き(栗)
・ブッセ(ピンクグレープフルーツ)
・ボワイヤージュ
・2021年版 干支ふきん(丑)
※中身が違う場合もあります

例年との違いをあげると、まずどら焼きが去年までは「さんどら」だったのが「月三笠」へとリニューアルされた。ちなみにお正月なので、商品名の頭に「寿」付き。

また、ここ数年の新春開運箱は「カステラ巻き」が2種類入っていることがお決まりだったが、今年は1種類のみ。代わりに「ふみ巻き」が2種類入っている。そのほかは大体いつものラインアップといえるだろう。


・カステラを巻いたり、巻かれたり

文明堂といえば「カステラ1番、電話は2番、3時のおやつは文明堂~♪」のCMソングでおなじみだが、実はその看板商品の「カステラ」は例年、福袋に入っていない。

だが「カステラは1番じゃないのかよ!」とツッコむのはナンセンス。例えば「ふみ巻き」は、ふんわり食感のカステラ生地であんこを巻いた和風ロールだし……

「カステラ巻き」は、どら焼き生地でカステラが巻かれちゃったものだ。──と、このようにカステラ “単騎” での登場はないものの、随所にその存在感を感じさせるのだ。


・見せつけてくる「層の厚さ」

ほかにも、ふんわり食感の生地にピンクグレープフルーツのジャムをはさんだ「ブッセ」や、小判型の「栗まんじゅう」、しっとりふわふわ「ボワイヤージュ」も入っているのもグッドです。

「カステラ不在でもこれだけ層が厚いんだよ我が文明堂は!」という老舗の自信をひしひしと感じてブルってしまいそうだ。というかブルった。

・集めたくなる「干支ふきん」

忘れてはならないのが、毎年入っている「干支ふきん」。今年のセンターはもちろん牛さんである。う~ん、カワイイ! コレ目的に文明堂の新春開運箱を買う人もいるらしいが、確かに集めたくなるキュートさだ。ちなみにCMで踊っている接しやすそうなクマのキャラクターは「カンカンベア」という名前らしい。覚えておこう。

繰り返すが、これだけ充実した内容が詰め込まれていて1080円! 自分用にもヨシ、手土産にもヨシ。オンラインショップでの販売はもう終了したが、まだ一部店舗では購入できる可能性もあるとのこと。気になった方は最寄りの店舗を要チェックだ!

Report:ショーン
Photo:RocketNews24.

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