大型会員制スーパー「コストコ」に出かけた際、個人的に絶対に外せないのが「冷凍食品コーナー」だ。コストコに出かける前に可能な限り冷凍庫を整理する……そんなコストコ会員は多いことだろう。

私、P.K.サンジュン宅の冷凍庫の7割近くはコストコ食品で占められているが、肉・シーフードミックス・パンなどと並び、必ずストックされているのが「冷凍餃子」である。今回はその「コストコの冷凍餃子」の食べ比べをしてみたのでご覧いただきたい。

・冷凍庫はほぼコストコ

コストコで買い物をした後は、冷蔵庫よりも冷凍庫がヤバい。全コストコ会員が納得の “コストコあるある” である。なにせコストコの商品はどれもボリューミーなので、食べきれない分は「とりあえず冷凍」が基本になってくるからだ。

そういう意味で、出かける前に冷凍庫を整理するのは基本中の基本で、さらに言えば特に冷凍食品は吟味して購入する方が多いハズ。限りある冷凍スペースをできるだけ有意義に使いたくなるのは当然の感情だろう。

・餃子を食べるプロ

さて、これまでに私はコストコで販売している冷凍餃子を全て制覇している。なので私なりに「これがオススメ!」という冷凍餃子もあるのだが、当サイトには餃子に対し並々ならぬ餃子愛を燃やす2人の男がいる。食べる側としてはプロと呼んでも差し支えない「GO羽鳥」と「原田たかし」の両名だ。

2人は数々の餃子を食べ歩き、お取り寄せの冷凍餃子もかなりの数を食べてきている。お世辞抜きで焼き方も超上手なので、私より高度な餃子ジャッジをしてくれるに違いない。単にコストコの餃子の域にとどまらず「冷凍餃子」としての評価を下してもらった。

で、用意した餃子はコストコ会員ならお馴染みであろう、以下の3種類である。


餃子計画「生餃子」(50個入り) …… 748円


餃子計画「黒豚餃子」(50個入り) …… 899円


ビビゴ「水餃子」 …… 958円


焼きはガチでプロ級(だと思う)のGO羽鳥が担当し、茹でるだけの水餃子は私が担当した。そしてGO羽鳥の焼き方がマジでうめぇぇぇえええ! 真面目な話、今日からでも餃子店の焼き場を担当できるレベルくらいの腕前である。コンナ オイシソウニ ヤケタコトナイヨ。


・いざ実食

それぞれの餃子が最高のコンディションで出来上がったところで、いざ実食! まずは最も価格が安い餃子計画の『生餃子』からだ。

「え、ウマい」「これが1番安いの?」と高評価だった『生餃子』は、結果として「町中華の餃子」ということで落ち着いた。言うなれば、店で出てきても特に不満はなく、普通に美味しいと思える餃子。個性にはやや欠けるものの「万人受けする餃子」という評価だった。

お次の餃子計画『黒豚餃子』は……ヤバかった。馬鹿みたいにウマかったのだ。『生餃子』と同じメーカーなので同じ皮を使用していると思われるが、中身の餡に辿り着く前の時点で明らかに『黒豚餃子』の方がウマい。GO羽鳥いわく「上手に焼けすぎちゃったかも」とのことだが、それにしてもウマかった。

「餡にコクがある」「もっと値段が高くても納得する」との評価を得た『黒豚餃子』は、最終的に「こだわってる店の餃子」という結論に。両名とも「150円くらいしか違わないならこっちを買う」とのことであった。

最後の『水餃子』は、実は私が最近よく購入しているモノだ。焼きの腕が無い私でも問題なく美味しく仕上がり、そのまま食べるだけではなく鍋やスープにも流用できる。「もう1品欲しい」というときに重宝する優れものだ。

その水餃子を2人に食べてもらったところ「皮が薄い割にはプリプリ」「ネギの風味がいい」「水餃子は専門外だけどウマい」との感想が。こちらも満足度はかなり高いようだった。

・コストコの餃子はなかなかハイレベル

まとめると、2人とも「コストコの冷凍餃子は全然アリ! かなり優秀!!」とのことである。特に『黒豚餃子』は評価が高かったので、コストコで「どの餃子にしよう?」と迷ったらぜひ参考にして欲しい。もちろん『生餃子』と『水餃子』も美味しいヨ☆

というわけで、餃子を食べるプロの2人も納得したコストコの冷凍餃子。冷凍庫のスペースはそれなりに取るが、あるととても心強い存在だ。

参考リンク:コストコ公式サイト
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.