最近だと『アップルパイテイストやきそば』なんていう極悪な商品を出していたペヤング。誰が買うんだ? という珍作を作らせたら右に出る者はいないが、一方「超超超大盛GIGAMAX」シリーズの新作もまた別の意味で相当にキテいるためお伝えしたい。

2020年12月7日に新発売となる、その名も『ペヤング超超超大盛やきそばGIGAMAX 君なら食べれる(税抜408円)』。いや最後の何だ! 後半になって松岡修造みたいなヤツが紛れ込んできたではないか。これは一風変わった問題作である……。

・ペヤング新作

通常のペヤングの約4倍、2142kcalという空前絶後のボリュームで世のペヤンガーたちを騒然とさせた「超超超大盛GIGAMAX」シリーズ。ただそこにあるだけですでに劇薬なので、これ以上何も足して欲しくないというのが正直なところなのだが……こちらの想像をはるかに超える今回の謎采配には、さすがに困惑を隠しきれなかった。



なにせ、『君なら食べれる』である。もはや味ですらない。ただの励ましだ。商品名の中に励ましのフレーズが入ることの意味をしばし考えたが、ほぼ無意味であることに気付き真顔になったぞ。で、マジでこれ何なん? ペヤングによると……


「3種類の調味料(マヨネーズ・魚粉・ラー油)で、ボリュームあるGIGAMAXソースやきそばを様々な味で楽しめます。味を変化させる事でGIGAMAXの完食を目指そう!」


まさか普通に味変系とは夢にも思わなかった。しかしよく見ると、後半が意味不明すぎてヤバイことになっている。「味を変化させる事でGIGAMAXの完食を目指そう!」って……だったらGIGAMAXで出すのやめろやァァァァアアアア!! 味変させないと完食できないんだったら、普通のペヤングを食べればいいではないか。いかん、脳が混乱してきた。

・あの男の声

消費者側からしたら義務でも何でもないのに、完食できると励ましてくるって一体どういうことなんだ。私(あひるねこ)にはこの『君なら食べれる』というフレーズが、松岡修造さんの声で勝手に脳内再生されてしまう。もしくはティモンディ高岸さんね。どっちもヤベーな!(失礼)



ちなみに『君なら食べれる』は1950kcalと、通常のGIGAMAXよりも約200kcal低く作られているようだ。だったら完食できるかも!? とは別に思わない気がするが、4種の味の変化が楽しめるのは事実なので、これまで敬遠していた人は挑戦してみるのもいいかもしれない。ただし、くれぐれも自己責任でよろしく頼むぞ。

参照元:まるか食品
執筆:あひるねこ
イラスト:マミヤ狂四郎

▼お前は一体何を言っているんだ。