緊急事態宣言が発出され外出自粛中の日本。時短営業や休業、店内利用の中止など販売店・飲食店は、それぞれに新型コロナ対策を実施している。

これからどうなるのか? 先行きの見えない不安感と緊張感が世界を覆う一方で、現在、営業している小売店にはヤバイ客が押し寄せているのだとか。販売員が明かす。

・電話インタビュー

匿名かつ店名から業態まで全て伏せるという条件で電話インタビューに応じてくれたのは、都内小売店に販売員として勤めるAさんだ。時短営業で営業中のAさんの店には、現在様々なヤバイ客が来るという。

・飛沫感染対策のシートをこじ開ける

Aさん「驚いたのが、新型コロナの飛沫感染対策でレジに備え付けられているシートをこじ開けてきた方ですね。問い合わせをされたため調べていたところ、シートを店ののれんみたいに無理やりめくって体をレジ側に入れて話始めたんです。50~60代くらいの白髪の男性でした」


──店側が対策しても、客にモラルがなく無意味に終わってしまうケースも多いようだ。混乱が続く中だが、理性ある行動を心がけたいものである。続いて販売員は語る。


・暇つぶしでの来店

Aさん「私は末端の会社員なのでトップの判断に意見することはできません。正直、緊急事態宣言が出た時は、『なぜ休みにしないのか?』と不満と不安でいっぱいでした。

ただ、現在の状況を見て、私たちが販売しているものは今必要なものなのかもしれないと思い、自分を納得させています。店が閉まったり私が出社しないと困る人がいるかもしれないから。今もどうすべきか悩みながらですが。

そんな中、2日連続で1時間くらい店内のモノを触って帰るだけの方がいて驚きました。30代半ばくらいの男性なんですが、あれは明らかに暇をつぶしてましたね


──今の状況でもそういったお客さんは結構いるんでしょうか?


・デートするカップル

Aさん「もちろん、普段よりは少なくなっているんですが、それだけに目立ちますね。ウィンドウショッピングして帰ったカップルもいました。普段ならなんとも思わないんですが、『この状況で!?』と思わずにはいられませんでした。全く普通の男女なんですが。

さらに驚くのは、これまで話した方全員がマスクをしてなかったこと。とても緊急事態宣言中だとは思えません」


──どうやら新型コロナへの恐怖心や緊急事態宣言の捉え方は人によってズレがあるもよう。はたして緊急事態宣言は1カ月で終わるのだろうか?

執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.