ついに日本でも「緊急事態宣言」が発令される見込みとなった。NHKによれば、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県が対象で、期間はゴールデンウイーク明けまでのおよそ1カ月間になるという。

2月中旬からテレワークに突入した身としては「おせーよ」と思わざるを得ないが、それは置いておく。こうなってしまった以上、とことん引きこもる覚悟を決めるしかないが、それでも私、P.K.サンジュンは「弁当だけは地元の店で買おう」と思っている。

・緊急事態宣言が出ても飲食店は営業する

様々な情報が錯綜しているが、「緊急事態宣言」が発令されてもスーパーや飲食店など、生活に必要な店は営業を続けるという。つまり買い溜めに走る必要はない。買い溜めに、走る必要は、ない。

さて、私の知人が現在ロックダウン中のメルボルン(オーストラリア)に住んでいるのだが、現地の飲食店はテイクアウトのみの営業を続けているそうだ。知人も苦境を強いられる地元のカフェやレストランを応援する意味を込めて、よくテイクアウトを利用しているという。

日本においても、ここ数週間の飲食店は悲惨な状況に追い込まれているハズだ。特に小池東京都知事が外出の自粛を要請してからは、売り上げが激減しているに違いない。近所の飲食店の中には「しばらく休業します」的な張り紙をしているところもあるから、緊急事態宣言が発令された場合、その数は急増することだろう。


それでも──。


いろんな意見があるだろうが、店を開け続ける飲食店があるならば私は応援したいと思う。申し訳ないが電車に乗ってまで買いに行くことは出来ないし、店の中では食べて行かない。ただ、地元の飲食店がテイクアウト対応しているならば、積極的に利用しようと思うのだ。

・地元でお金を使う

おそらくこんな状況下では、店を開いているだけで非難されることだってあるハズ。だが生きていくため、従業員を解雇しないため……などなど、様々な理由で営業を続けるケースだってあるだろう。そんな飲食店に私が出来ることは、それくらいしか思い浮かばない。

当然「うるせー。黙って家から1歩も出ずに引きこもってろよ」という意見があることも承知している。そして私がしようとしていることをオススメするつもりもない。こんな状況だと何が正解で何が不正解かはわからず、運の要素もかなり大きい。

・これくらいしか出来ないけど

それでも私が細々とお金を地元の飲食店で使い続けた結果、その飲食店が生き残ったならばこれ以上イイお金の使い方は無いとも思うのだ。そしてコロナが落ち着いたあかつきには、美味しかったお店に足を運びたい。だから……飲食店を経営されているみなさん、どうか頑張ってください。

重ね重ねになるが、このことを誰に強制するつもりもないことは改めて記述しておく。ただ、スーパーや飲食店が緊急事態宣言で営業停止になることはないから、買い溜めする必要がないことだけは覚えておいていただきたい。買い溜めに、走る必要は、ない。飲食店も、ある。

参照元:NHK
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼微力ではありますが、しばらく地元「谷中」近辺のテイクアウト飯情報をツイートしようと思います。飲食店のみなさん、頑張ってください。