子供を持つまで平日18時〜21時がこんな激戦の場とは知らなかった。遊びたいキッズをなだめての夕食 → 風呂 → 寝かしつけの3コンボ。特にクライマックスを飾る寝かしつけはヤバイ。2歳差の長女&双子男児がいる我が家も例外ではなく、布団の上は戦場だ。寝てくれなきゃ家事も仕事も終わらねえ!(笑)
もし私のように寝かしつけに苦戦しているパパママがいたらお伝えしたい。先日、究極の寝かしつけアイテムと言われる「ドリームスイッチ」を導入したのだが……効果ばつぐん! 実際の使い心地はこうだった‼︎
・究極の寝かしつけアイテム「ドリームスイッチ」
「ドリームスイッチ」とはセガトイズが販売しているコミュニケーショントイだ。天井や壁に「動く絵本」を映すことができ、子供をスムーズに眠りへといざなうオモチャである。
我が家の子供たちは寝室に行くまではいいのだが、その後が大変だった。語り出すと長くなるので割愛するが、年齢が近い子が3人いると全員がピタッと同じタイミングで布団に入ることはない。誰かが遊び出すと全員つられるし、誰かが泣くともれなく全員泣く。毎日の寝かしつけにヒィヒィいっていたのだ。
母、限界3秒前。気がつけば、見かねた夫がドリームスイッチを注文していた。
・使ってみた→秒速で寝た
購入したのはディズニーの絵本が楽しめるセットだ。さっそく使ってみたところ、何これイイ!
まず子供たちは天井に映った絵本が見たくて、素直に布団に入ってくれた。おおおおおお! この工程だけでいつもどれほど苦労していることか!
さっそく再生してみる。動画だと子供がかえって興奮しないか心配だったが、アニメはスライドショーとアニメーションを組み合わせたようなゆったりとした動き。そしてナレーションは包むように優しく、オルゴール調のBGMはまるで子守歌。
そのフワ〜っとした夢の中のような雰囲気に……
秒速で寝た!
私が‼︎
「ミニーちゃんの赤ずきん」を再生したのだが、冒頭、赤ずきんちゃんがおばあさんのお見舞いに何かお菓子を用意したところ……までは記憶があるもののその後を全く覚えていない。
昼間に記憶があるところまで再生したら、私は開始56秒で寝落ちしていたことが判明した。1分以内に眠りに落ちていたのだ。ドリームスイッチ、恐ろしい子……!
いや、でも子供を放置して寝てしまうのまマズイよなぁ……。心配になったので3才娘にヒアリングしたところ、彼女もお話の途中で眠ってしまったようだ。赤ずきんちゃんの結末を聞くと……
「知らない」
「だって見たことないよ!」
とのことだった。1つのお話が10分程度なので10分以内に寝たということになる。1才の双子も寝相の様子から布団に入ってそうそうに眠ったようだった。 1時間以上かかっていた寝かしつけが10分以内って……これこそ革命! 産業革命以来の大変革だーーーー‼︎
・最高すぎた
一言でいうと最高すぎた。
あえて弱点を言うなら「昼寝では使いづらかった」ということぐらい。夜、電気を消した部屋くらいの暗さがないとプロジェクターの映像が鮮明に映らないのだ。
それ以外は今のところ大満足だ。
ドリームスイッチのディズニー絵本バージョンは、本体と50種類のコンテンツが入ったSDカードがセットになって1万6000円。オモチャの中ではなかなか高額だが、それだけの価値はあると感じている。
導入前は、寝かしつけに使うエネルギーを考えるだけで気持ちがすり減っていた。導入後はそれがキレイさっぱりなくなったのだ。無駄な消耗が減って子供に向き合える余裕が生まれたように感じている。
寝かしつけに苦戦しているパパママに全力でオススメしたい! ……けど高額は高額。「興味はあるけどうちの子に合うかわからない」という人はレンタルをしている業者もあるので、そちらをチェックしてみてもいいかもしれない。
Report、イラスト:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
▼ドリームスイッチ、ディズニー版
▼絵本30冊のほか歌や英語の知育コンテンツなど合計50コンテンツ入り
▼本体
▼リモコン
▼ここからプロジェクションマッピングのように動く絵本が映し出されるのだ
▼導入前(スワイプして読んでね!)
▼その後
▼すぐに寝てくれて最高でした!