年末年始に家族や友達と過ごす人も多いはず。集まって遊ぶのは良いけど、トランプやUNOはもう飽きた。そんな人のオススメしたいカードゲームがある。もしも漫才が好きなら、なおのこと遊んで欲しいゲームだ。
そのゲーム「ツッコミかるた」(税込2546円)は、“かるた” と名がついているものの、読み札がない。では、どうやって札を取るか? それは他人の話にツッコミを入れるのである。シンプルだが、的確にツッコミを入れるのはかなり難しい。だが、めちゃくちゃ盛り上がる楽しいゲームだ。
・漫才が話題に
近年ボードゲームやカードゲームの人気が高まっている。専門店の販売店やボードゲームカフェも増えていくなか、東急ハンズ新宿店は年末年始の需要を見越して、専門の棚を展開している。そのなかのひとつとして、私(佐藤)はこのかるたを見つけた。
折しも、M-1グランプリ2019の決勝が終わったばかりで、当編集部でも漫才に対する関心が高まっている。これを買って帰ったら、みんなやりたがるに違いない。そう思い、購入した次第である。
・遊び方
さて、かるたの札は全部で100枚あり、表面には、「ボケろよ!」や「下手くそか!」など、100種のツッコミが書かれている。
裏面には、「人生で1番自慢できること」や「理想の告白シチュエーション」など、トークテーマが書かれている。
最低プレイヤー人数は2名、最大8名となっているが、2名だとちょっとやり辛い。というのも、2名以上でチームを組んで遊んだ方が、ボケとツッコミの役割を果たせるからだ。1対1の対戦だと1人でボケ・ツッコミをまかなうことになり、いまいち広がりがなくなる。
フィールドに20枚のツッコミ札を置き、そのほかの札をトークテーマで利用する。
トークテーマに沿って、プレイヤー全員でトークを行う。好きなタイミングでボケて構わない。だが、誰にツッコミを入れられるかで、ゲームの流れは変わって来る。仮に2対2の4名でプレイする場合、対戦相手にツッコミを入れた場合は1ポイント。味方にツッコミを入れた場合は2ポイント獲得することになる。したがって、味方に上手くツッコミを振ることができれば、自チームが勝つ可能性が高まる。
なお、10ポイントを獲得したところで、「もういいよ!(もうええわ!)」を宣言してゲーム終了だ。
・実際にやってみると
当編集メンバー、P.K.サンジュン・中澤星児・あひるねこにルールを共有し、佐藤・サンジュンチーム、中澤・あひるねこチームに分かれてゲームスタート!
やり始めてすぐに分かったのは、ツッコミの難しさもさることながら、ボケをかますのが意外と難しい! ボケが成立しない以上はツッコミも成り立たないので、なかなかゲームが進まない。そんななかでもみんなが手探りでツッコミを入れ始めると、急激に盛り上がるのがこのゲームの面白いところだ。
時に強引にツッコミをねじ込んだとしても、それはそれで場の空気が和む。
途中から話が異様に盛り上がり、ルールを無視して場が湧きたつ。勝ち負けに関係なく、参加メンバーの心の距離がグッと縮まるのもこのゲームの良いところだ。2~3度と繰り返しているうちに、ついに時が来た!
お酒の席での話をしていた時、あひるねこが親しい人のことを指して「ファミリー……」とつぶやいた。
その一言を中澤星児が聞き逃さなかった……。
そして次の瞬間!!
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「欧米か!」
\\\\\ 一同爆笑!!!! /////
お分かり頂けただろうか? 文字にすると大変伝わり辛いのだが、私はカードゲームでいまだかつて経験したことがないほど爆笑した! 腹を抱えて笑った!! きっと気心の知れた人とプレイすると、ツッコミ合いになってすこぶる盛り上がると思う。そしてトークテーマから、その人の意外な一面を垣間見ることができたるのも興味深い。これはぜひとも年末年始に遊んで欲しいゲームの1つである。
参照元:チョコレートゲームス「ツッコミかるた」
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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