皆さんこんにちは。ロケットニュースの沢井メグです。2018年に双子を出産し、しばらく育児休暇をいただいていましたが2019年7月より仕事復帰しました。休職中も含め、あたたかく見守ってくださった皆様、本当にありがとうございました!

さて復帰後、これ執筆した記事はザッと振り返ると、書いたジャンルは得意の中国・台湾など海外ネタから生活密着系まで多岐に渡りました。記事はどれも大切で優劣はありませんが、特に特に思い入れのあるものを紹介したいと思います。それでは『記者が厳選する2019年のお気に入り記事 ~沢井メグ編~』どうぞご覧ください。

【検証】中国・夏の風物詩「北京ビキニ」は本当に涼しいのか? 日本のオッサンが試してみた!

中国・夏の風物詩である「腹出しオジサン」。これは中国のオッサンたちが猛暑のなか涼をとるためにシャツを胸までまくりあげてお腹を外気にさらす伝統的納涼ファッションである。

2010年代に英国メディアにより「北京ビキニ」と命名され、外国から注目されたせいか中国の一部の都市で「文明的ではない」として禁止条例が出される事態に。

だが誰にどう言われてもオッサンたちは北京ビキニを辞める気配はない。そこで実際に、北京ビキニが涼しいのかどうかを検証したのがこの記事だ。北京ビキニのオッサンが散歩したり、囲碁盤を囲む姿はかなり味わいがある。個人的には廃れないでいてほしい文化のひとつである。


【刀剣】隕石で作った日本刀「流星刀」が公開! 切れ味は? 地球の鉄で鍛えた刀と何が違う? 専門家に詳しく聞いてみたよ / 撮影もOK! 間近で神秘を感じよう

地球に流れ着いた隕石で刀剣を作る。何ともファンタジックな発想だが、実は明治時代の日本で実際に隕石から日本刀が作られていた! そんな貴重な「流星刀」の一般公開に合わせて取材した記事。間近で見た流星刀は何とも妖しく、その美しさに引き込まれそうになった!

流星刀については、ネット上には誤った情報や古い情報も流れているのだとか。記事では所蔵館で最新の情報を聞いてきたので、公開時の段階で流星刀について最も正確なものとなっているはずだ。


・「沢井メグのリアル中華シリーズ~現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理~」

産休に入る前から執筆していた「現地日本人にも超絶愛されているのに、なぜかイマイチ日本でメジャーでない中国料理」を紹介するシリーズだ。2019年に公開されたなかでは「酢豚にパイナップルを入れた犯人」や「北京で食べた猫耳」「中国版無限キャベツ」などに多く反響をいただいたように思う。

この料理を見て懐かしいと感じる方は家で作ってみられてはどうだろう? そしてこれから中国に行く人は現地のレストランで注文してみよう。きっと口に合うはずだから!


【双子ベビーカー問題とか】ワンオペで最適な『双子移動術』はどれ? スーパーへ行くなら? バスに乗るなら? 機動力と腰への負担で考えてみた

2018年、双子の親になりました。「神様は越えられない試練は与えないのよ~ホホホ」なんていうけれど、多胎児のお世話はやっぱり大変……というか圧倒的に人手が足りない! 神様はときにドSなのですか!? 

そんななか大きな話題となった「双子ベビーカー乗車拒否問題」を受け、実際に双子親が『1人で双子を連れて外出するときの方法』をまとめたものがこちらの記事だ。双子育児の慌ただしさは想像以上だった。でも「工夫のしがいもある!」と毎日を過ごしている。またいつかどこかで『双子ワンオペ入浴法』『双子ワンオペ寝かしつけ法』などもどこかで紹介できればと思う。


地方移住コラムシリーズ「地方移住した私がこれから移住する人に絶対に伝えたい現実 」など


東京を卒業し富山へ移住することになった私自身の経験をまとめたコラム。同じ日本であるのに「まさかこんなことが(笑)」「引っ越す前に知りたかった!」など驚きがいっぱいだ。

ひとくちに移住といっても、自らの意思で移住するケースもあれば、家族や仕事の都合で思いがけず移住となることもあるだろう。地方への引っ越し経験がある方には「あるある笑」と笑ってもらえたら、そしてこれから移住する方には何かの参考になれば幸いである。


・次点「【Matt になりたい】無料アプリだけで「 Matt 加工」を目指した結果 → 美意識が止まらないィ! やり方&使ったアプリはコチラ」

Matt にね、なりたかったんだ。


──以上でございます。


2019年はロケットニュースにも大きな変化があったように感じています。ライターも増え、さらにオモチャ箱のようなにぎやかなサイトにになったように思いますが、皆さんの心に残った記事はどれくらいありましたでしょうか? 何か1つでも思い出し笑いしてもらえるような記事があると嬉しいです。

私自身、今後もクスっと笑っていただける記事をお届けできればと思います。読者の皆様、取材でご協力いただいた皆様、ロケットニュースに関わってくれた全ての方に感謝をこめて……そして2020年もよろしくお願い致します。それでは皆様よいお年を~!

執筆:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.
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