いよいよ2019年も残すところ約1カ月。朝晩はグッと冷え込むようになってきて、冬を感じるような空気が漂っている。この時期、1人暮らしはいろんな意味で寒い。特に男の1人暮らしは、料理できなかったら極寒である。鍋食べたい……でも作れない!!

せめて食べ物だけでも火の通った温かいやつを……と泣きたくなるが、どうやら今の時代は冷凍食品が救ってくれるらしい。というのも、先日ファミリーマートで購入した「鍋焼うどん」に感動したのだ。

・面倒だという思い込み

アルミ容器で食べる「鍋焼うどん」は以前から存在する商品だ。しかし、料理をしない記者(私)はどうせ面倒な手順なんでしょと勝手に思い込んでスルーしていた。だってホラ、水の量を計って加えたり火力を調整したりとか。ちなみにファミマの商品は去年10月から販売されている。

ただ今回、商品を手にとって購入するまでに至ったのには理由がある。そう……


水がいらない


これに尽きる。なんとフタをとって火にかけるだけで「水やお湯は必要じゃない」というのだ。ホントに〜? 鍋焼うどんなんて久しく食べていないし、めちゃ気になるじゃないか。よし、物は試しってことで作ってみるとしよう。

・ガチの鍋焼うどんが完成

まずフタをとると、液体を視認できないだけに不安になる。どこからどう見ても……

具材がキンキンに凍ってやがるっ……!


でもこれに火をじわじわと通せば……


ブクブクいい始める。そして火を強めていくと……


グツグツグツグツ(^ω^)


てな感じで、あれよあれよという間にちゃんとした鍋焼うどんが完成した。湯気が出ているのもグッドだし、具材が多いのもモアグッド、さらには透き通るようなスープもエクセレントだ。でも、これで味がダメだったら話にならないが……

そこはファミマさん、なかなかやりおる。具材のバランスもいいし、だしの風味がしっかりと効いていて五臓六腑に染み渡る。これよ、これ。冬といえば温かい麺類っしょ!


あぁ、ウメぇ……。


北海道産小麦の麺もコシがあってモチモチ。もはや容器を変えてお店で出されたら気づかないレベルである。これで455円だから、最近のコンビニってスゴい。洗いものも出ないのもありがたいし、これから晩ご飯や夜食にしよっかなァ。

・共同開発の商品

優しい汁まで完飲して、ボク満足。とにかく感動しきりだったが、ここで不思議に思っていた水いらずのことを探ってみた。そしたらば……

途中から「もしかして……」と薄々気づいていたが、やはりキンレイ先生の手が加わっていた。キンレイは「お水がいらないシリーズ」で知られていて、私も水なしでラーメンを作ったことがある。おそらく、底に汁が凍った状態でいたのだろう。

ともあれ、簡単に作れてヒジョーによい。この冬の私は、鍋焼うどんをハードローテーションで回していくことが決定した。もちろん、ありがたいのは1人暮らしの人だけじゃない。気軽に鍋焼うどんを食べたい人にもオススメだ。

参考リンク:ファミリーマート「鍋焼きうどん」
Report:原田たかし
Photo:RocketNews24.