2019年11月23日より台湾で行われている野球「2019アジアウインターベースボールリーグ」。毎年この時期に東アジア地域の野球選手が台湾に集結し、行われるリーグ戦で、日本からはNPBの選手による2チーム、社会人野球選抜の合計3チームが参加している。
さて日本チームの活躍も気になるところだが、台湾チームも見逃せない。今回より川崎宗則選手が所属する「味全ドラゴンズ」が参加。初日の試合では川崎選手もスタメン入り。そして試合ではあの台湾名物が披露されたのである!
それは美女チアリーダーによる応援合戦。ムネリンの応援歌がスゴかった。
・記念すべき試合
11月23日に台湾・斗六(とろく)球場で行われた「味全ドラゴンズvs韓国プロ野球選抜」。この試合は味全ドラゴンズが台湾プロ野球に復帰して以来、はじめての正式な試合であったという。
同時に結成されたばかりの専属チアチーム「go beauties 小龍女」の初舞台でもあり、ファンにとってはいろいろと期待テンコ盛りな試合だったと言える。
・ムネリンの応援歌がスゴかった
さて試合には3番・DHとして先発出場した川崎選手。ここで小龍女によるムネリン応援歌&ダンスが披露され注目されている。
「イヨーッ」という歌舞伎や能楽を思わせる掛け声で応援歌が始まると……これは! なんという独創性!! こんな応援歌は日本でも、いや台湾でもなかなか見られないのではないだろうか?
詳しくはYouTubeの動画でご覧いただけるが、歌詞には日本語のパートもある。
「ソイヤッ! カワサキサ~ン!」
「かっとばせ~ッ! カワサキサ~ン!」
と、わざわざ「さん」づけ! 川崎選手への敬意が見え隠れしながらも、独特な風格にジワジワとこみ上げるものがあるのだった。なお、この日の試合は5-4で味全が勝利している。
・ムネリンも「CDが出せる」
台湾メディアET Todayによると、この応援歌を川崎選手も気に入っているそうだ。特に歌詞の
「がんばっで がんばっで かわさき かわさき(ET Todayより引用)」
が好きな部分であるという。さらに「(この曲で)CDが出せる」ともコメントしているとのことだった。
ムネリンのCD……そういえば! 以前の記事でも紹介したが、川崎選手は台湾メディアのインタビューに対し、中国語での「CDデビューもあるかも」と話していた。そういうことですか? これはフラグなんですか!? ムネリンなら、台湾ならありうる。つい期待してしまうのは私だけではないはずだ。
参照元:ET Today、味全ドラゴンズ公式Facebook、YouTube
執筆:沢井メグ
イラスト:マミヤ狂四郎
▼こちらがその応援歌
▼先の交流戦でも披露されていた
https://www.youtube.com/watch?v=GAyz6sFrP0I
▼小龍女のお披露目ショー
▼チアがめちゃ可愛いので、味全は早急に応援歌の公式動画をつくるべきだ
▼11/23「味全ドラゴンズvs韓国プロ野球選抜」のハイライト。試合は5対4で味全が勝利した