平成の時代、野球界では多くの偉大な選手が誕生したが、最も愛された選手として、多くの人の心に残るのはムネリンこと「川崎宗則」選手ではないだろうか? それも世界レベルで。

川崎選手は2018年にソフトバンクホークスを退団し、現役引退かと多くのファンが涙したものだが、そのムネリンがーッ!! ついに帰ってきたぞ! 台湾で行われた実戦に登場。さらに中国語も披露し話題になっているのだ。

・ムネリン、台湾の味全ドラゴンズへ

2019年7月に台湾のプロ野球チーム「味全ドラゴンズ」と客員コーチ兼選手として契約した川崎選手。「早ければ8月にも実戦復帰するのではないか」とささやかれていたところ、8月17日に行われた「現役 vs OB」の試合に、なんと投打二刀流で登場したのだ。

これは、過去に一度解散した同チームの復活お披露目イベント内での一幕であり、3イニングのみの “特別試合”。そのなかで川崎選手は最速140キロ&三塁打を記録し、その存在を印象づけたようだ。

・朝食ファンミーティングで中国語を披露

そして翌日18日には、「朝食ファンミーティング」が開催。そこで中国語を披露したのだが……これは! なんか、なんか面白いこと言おうと頑張ってらっしゃる~!?

動画ではいくつかの単語を口にする様子が映し出されている。どれも日本人がカタカナ読みをした雰囲気はなく、耳で覚えている印象を受ける。あれだけ英語で世界をヒィヒィ言わせていただけあり、やはり語学のセンスも抜群であるよう。川崎選手は台湾メディアのインタビューにも

「英語はもう忘れましたから、今の時代は台湾語です」
「野球はもちろん天才なんですけど、台湾の言葉とかそういうのを覚えるのも天才だと思います」

と話していた。

・9月の試合に期待

このファンミには100人以上が集まったそう。なかには朝の5時から並んだ人もいたという。また、川崎選手の背番号はソフトバンク時代と同じ「52」。公式グッズにも「MUNERIN」とプリントされるなど、すでに愛され度も期待も100%だ。

味全の復活後初の対外試合は、9月19日の中国との交流試合になると見られている。川崎選手の出場はあるのか!? 今後の活躍に期待したい。

参照元:YouTube[1]2]、青年日報運動視界今日新聞
執筆:沢井メグ
イラスト:マミヤ狂四郎

▼こちらがその動画。台湾の言葉をマスターして「CDデビューもあるかも」なのだという……あっても不思議ではない。ムネリンなら、台湾なら。


▼大盛況だった朝食ミーティング

▼ムネリングッズ。背中に「MUNERIN」とある!

▼ぬりえもあるぞ