2013年にコンビニに登場したサラダチキンは、いまや完全に定番商品。サラダチキンを置いていないコンビニの方が少数派なくらいだ!

サラダチキンの原材料は鶏の胸肉と調味料と大変シンプルだ。そんなシンプルなサラダチキンでも店やブランドによってコストパフォーマンスが異なるのだろうか。気になったのでローソン、セブン、ファミマ3社のサラダチキンの「価格×量」のコスパを比較してみた!

・サラダチキンのコスパを比べたい

ということで購入したのは、ローソン、セブンイレブンのサラダチキン・プレーン味。そしてファミリーマート『淡路島藻塩の国産鶏サラダチキン』だ。現在、ファミマのサラダチキンには「プレーン」という展開はなかったため、最も近い「藻塩味」で比較することにした。


さてパッケージを見てみると3社とも内容量が記載されている。この数字を元に計算すればいいのではあるが、一応、実物の重さも計ってみたところ……

・ローソン『サラダチキン(プレーン)』の場合


価格:220円(税抜、以下同じ)
表示量:115g
実際の重さ:122g

カロリー:126kcal(100gあたり、以下同じ)

・セブンイレブン『サラダチキン(プレーン)糖質ゼロ』の場合


価格:198円
表示量:110g
実際の重さ:100g
カロリー:114kcal

・ファミリーマート『淡路島藻塩の国産鶏サラダチキン』の場合


価格:239円
表示量:110g
実際の重さ:106g
カロリー:111kcal


エッッッ!
えええええええええーッ!?
表示量と実際の重さ、結構違うんじゃない!?

表示量はあくまで目安であり、5g前後の多少のズレはあるだろうと思っていたが、セブンの10gも少ないにはちょっとガックリ……逆にローソンの120g超は好感がある!

そこで価格と量からコストパフォーマンスを比較すると

【表示量バージョン】

ローソン:1.91円 /g
セブン:1.80円 /g
ファミマ:2.17円 /g

【実際の重さバージョン】

ローソン:1.80円 /g
セブン:1.98円 /g
ファミマ:2.25円 /g

……となった。いずれの場合も、ファミマがお高めなことに変わりはないが、ローソンとセブンが微妙な結果。表示量を信じるならセブンがコスパ圧倒的でカロリーも高くなく、サラダチキンとしてニーズに合っていそうではある。

ああ、手にとった瞬間重さがわかるような能力があれば、このモヤモヤも一瞬で解決するのに!!

・味の違いはこれ!

さて、そんな3社サラダチキンの特徴をサックリまとめると

ローソン
「味がよく染み込みとても柔らか。ちぎってサラダにかけるならコレ」

セブン「燻製のような食感。肉の繊維がしっかりしており “肉食べてる” 感が強い」

ファミマ「2社の中間。プリッとしながらもそこそこの柔らかさあり」

といったところだ。特にセブンの特徴が際立っている。セブンはサラダチキンでも素材の食感や味を生かしていたのだった。

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Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.