2015年にローソンが発売して以来、すっかり定着したコンビニのグリーンスムージー。価格は各社200円くらいだ。コイツを1本飲んでおけば「1食分の野菜」がとれるという。同じ量の野菜を買うと200円では済まないので、栄養的にめっちゃコスパいいんじゃね?

そのなかでも最もお買い得なのはどこのコンビニのものなのだろう? ローソン、セブン、ファミマのスムージーで「量×価格」のコスパを調べてみた!

・コスパ&野菜の種類を比較してみた

現在、コンビニ大手3社はプライベートブランドの「スムージー」を販売している。特にブームの火付け役となったローソンだと種類も多いが、今回は最もシンプルな「グリーンスムージー」を比較!

価格と量、そして使用されている野菜の種類についても注目してみた。



・ローソンの場合


価格:165円
量:200g
カロリー:83kcal(1本あたり)

野菜:ケール、にんじん、さつまいも、こまつな、セロリ、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれんそう、みつば(表示順:11種類)

果物:りんご、キウイフルーツ、もも、レモン(表示順:4種類)



・ファミマの場合

価格:165円
量:200g
カロリー:104kcal(1本あたり)

野菜:ケール、さつまいも、にんじん、セロリ、こまつな、パセリ、クレソン、キャベツ、ラディッシュ、ほうれんそう、みつば(表示順:11種類)

果物:りんご、なし、ぶどう、キウイフルーツ、もも、レモン(表示順:6種類)


・セブンの場合


価格:180円
量:190g
カロリー:92kcal(1本あたり)

野菜:さつまいも、にんじん、ほうれんそう(表示順:3種類)
果物:バナナ、ぶどう、レモン、りんご、オレンジ(表示順:5種類)



これは一目瞭然ですね!


「量×価格」のコスパではローソンとファミマが並んだ。使われている野菜も比率が異なるものの全く同じだ。カロリーに少し差があるのは野菜の比率の差、そして使われている果物の違いであろう。

味の方向も同じなのだが、ローソンが根菜系の味が前に出てポッテリした飲み口であるのに対し、ファミマがやや酸味がありサラっとしていると言ったところ。

またファミマは野菜についてケール以外の10種類が国産野菜使用ということを推しているので、その点も購入の際の判断基準になるだろう。

・というかセブンさん……

さて3種類のなかで一番「お高い」という結果になったセブン。使用された野菜は3種類。グリーンスムージーなのにグリーンな野菜はほうれんそうのみであるという。ええんか、いや、ええんやろうけど、なんかモヤモヤするわ。

味はバナナとさつまいもの風味が強く「スムージーで野菜をたくさん摂りたい」のであれば味も内容も物足りないだろう。青臭いスムージーが苦手な人に好まれる味なのかも。セブンはんは相変わらず我が道を行ってはりますなぁ。

・視点を変えると

今回は、「1食分の野菜が摂れるグリーンスムージー」というくくりでのコスパはローソンとファミマで並んだが、もしもう少し範囲を広げるのであれば、ローソンには「1日分の野菜」が摂れるスムージーにも注目したい。単純に考えて濃度3倍で183円(税抜)。考え方によってはコンビニグリーンスムージー界における真のコスパ王はコイツかもしれない。

Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24.

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