女優の松岡茉優(まつおか まゆ)さんのツイートが話題を呼んでいる。2019年7月28日、松岡さんのスタッフが運用するTwitterに「松岡本人から皆さまへお伝えしたいことがあり……」と意味深なメッセージが投稿された。

ネット上は一時「結婚か?」「引退か?」などと騒然としたが、フタを開けてみればハロープロジェクトの新アイドル『BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)』を猛烈プッシュする投稿であった。かねてからハロプロマニアとして知られる松岡さんだが、彼女が猛烈プッシュする『BEYOOOOONDS』とは一体……?

・BEYOOOOONDS(ビヨーンズ)とは?

松岡さんのハロプロ好きは有名な話だ。テレビなどでも「モーニング娘。マニア」を公言しているし、特にかつて大流行したモーニング娘。ではなく、特にそこまで表立たなくなってからのモーニング娘。がお好きらしい。公式Twitterを使ってわざわざアイドル好きをアピールする女優など、松岡さん以外にいないハズだ。

それはさておき、果たして松岡さんが推す『BEYOOOOONDS』とは何者なのか? 公式サイトによると彼女たちはつんく♂さん率いるハロー! プロジェクトのアイドルグループで、8月7日にトリプルA面シングルでメジャーデビューが決定しているという。


松岡さんの投稿にはその中の1曲「ニッポンノD・N・A!」のYouTubeがリンクされているのだが、41歳のおっさん記者は動画を見て「これは流行るかもしれない……」と予感した。それには大きく3つの理由がある。

・その1: 楽曲が耳に馴染みやすい

モーニング娘。の最盛期をリアルタイムで目にしていた記者に「ニッポンノD・N・A!」はメチャメチャ自然に馴染んだ。楽曲はつんく♂さんではなく、作詞を野沢トオル氏、作曲を星部ショウ氏が手掛けているとのことだが、一言でいえば完全に “TKミュージック” である。

おそらく、40代の人がこの曲を聞いたら大半は「小室哲哉?」というハズ。つまり、メチャメチャ万人受けする楽曲だということだ。特にサビの部分は覚えやすいうえにかなりの中毒性だから、ヒットするポテンシャルは十分にあるだろう。


・その2: 真似したくなる振り付け

TKやつんく♂ファミリーが一世を風靡していた時代。それはCDが売れる時代であり、そしてカラオケで歌われる曲が流行った時代でもあった。そういう意味で「ニッポンノD・N・A!」はカラオケで盛り上がる系の曲で、同時に「ラブマシーン」のように歌って踊りたくなる曲である。

2018年に大ヒットを記録したDA PUMPの「U.S.A」の例を挙げるまでもなく、踊りを真似したくなることは非常に重要な要素だ。少なくとも「ニッポンノD・N・A!」は、歌って踊りたくなる楽曲ではなかろうか。

・その3: BEYOOOOONDS自体が未完成

こんなことを言うと怒られてしまうかもしれないが、個人的には「ニッポンノD・N・A!」を見て完成しているメンバーは1人もいないと感じた。可愛いとか可愛くないの話ではなく、少し言い換えると「誰も磨かれ切っていない」ということだ。


思い返せばASAYANでモーニング娘。の初期メンバーが決定した際「なんか冴えない5人だな」と感じた人は多いに違いない。最初から光っていたのは途中加入の後藤真希さんくらいであったが、その後の躍進はご存じの通り。みな磨かれて磨かれて完成形に近づいて行くのだ。

これはダンスや歌が上手いとか下手の話ではないし、ましてや容姿のことを言っているのではない。ただ、完成形ではないし、平たく言えば誰にもオーラがない。唯一目を引くのはショートカットの前田こころさんくらいだろうか。


逆に言うとそれだけ伸びしろがあるということ。仮に彼女たちが中途ハンパなヒットメーカーではなく国民的アイドルになったとしたら、全員がデビュー曲「ニッポンノD・N・A!」のPVとは違ったオーラを身にまとっているハズだ。

40を超えると積極的に音楽を聴こうとしないと情報も入ってこないし、アイドルの顔も名前もほとんどわからない。だが、そうした層にまで認知されてこそ国民的アイドルなのだ。BEYOOOOONDSは誰もが知る存在となれるのか? 陰ながら見守りたい。

参照元:BEYOOOOONDS公式サイトYouTube
執筆:P.K.サンジュン

▼「ニッポンノD・N・A!」のMV。本当にTKっぽい。

▼松岡さんのツイートはこちら。情熱がスゴイ。