鮭(サケ)はお好きですか? 私は大好きです。だって鮭は刺身も美味しいし、焼いても蒸しても、バッグにしても最高だから。……えっ、「バッグ」ってなんだって? 実は、密かに人気を集めている「鮭バッグ」なるものがあったのだ!

昭和10年から続く鮭の専門店が「鮭とはこういうもの」と知ってもらいたい、と作ったオリジナルの鮭バッグ。見た目のインパクトがありすぎる鮭バッグを、ガチで普段使いしてみるぞ!

・バッグとしての性能が意外と高い

80余年も鮭と向き合い続けてきた、北海道の鮭専門店・丸亀。そんな丸亀こだわりの「さしみ鮭」とともに「鮭バッグ(1728円)」を注文したら、冷え冷えの状態でやって来た。見た目超リアル。めっちゃ鮭! バッグのおまけで付いてくる亀さん型のキーホルダーもキュート。

鮭「バッグ」なだけあり、お腹についたファスナーを開けると荷物が入れられる。全長は40cmほど。リアルな鮭の形のせいで尻尾側はほぼ物が入らなさそう……と思いきや、スマホ(iPhone XS)・カードケース・ハンカチ・目薬・リップが全てすっぽり入ったし、まだまだ余裕がある。凄い。

しかも、しっかりとしたビニール素材で出来ているため、急な雨などでも安心。もしかして鮭バッグ、意外とバッグとして高機能なのでは……? こんなハイスペックバッグは、それに見合う素敵な場所に連れていくしかない。ということで、鮭バッグを連れて銀座でお買い物だ!

明かりが灯った夜の銀座に、鮭バッグがよく映える。鮭そのものな素敵ビジュアルのせいか、すれ違う人たちからの視線を集めまくる鮭バッグ。

某老舗バッグメゾンでお買い物をしていたときも、鮭バッグは店員さんたちにモテモテだった。鮭バッグの前衛的な魅力を表すかのような「可愛いですね、荷物が内臓になってる!」という素敵なコメントもいただいた。

きっとこの日の銀座で、一番注目を集めたバッグだったに違いない。鮭バッグには、どんな高級バッグにも見劣りしないインパクトがあった。

しかも鮭バッグは大きさも程よく、本体自体が軽いので、バッグとしての使い勝手はガチで良かった。鮭をバッグにしてみよう、という丸亀の独創性に拍手。今後も愛用していこうと思う。

・本物の鮭も美味しい

鮭バッグで鮭のビジュアルを大いに楽しんだあとは、やはり本物の鮭を味わいたくなるというもの。良質な秋鮭を厳選し、丸亀独自の製法で造ったという「さしみ鮭」をいただく。

身が鮮やかなオレンジ色をしている。お刺身でいただいてみると……

鮭の風味が強い! 身がキュッと締まっていて、旨味が強い気がする。なるほど、これが老舗の実力……!

・視覚と味覚で鮭を楽しむ

鮭バッグは丸亀のオンラインショップの他、北海道にある円山本店と新千歳空港店でも販売されている。ただ、人気商品のため、タイミングによっては品切れや、予約受付中の場合があるので要注意だ。

もしこの記事を読んで鮭バッグが欲しくなった方がいたら、ぜひ本物の鮭とともに購入して欲しい。鮭バッグを手にしたら、あまりのリアルさにきっと、鮭を食べたくなってしまうはずだからだ。

参照元:丸亀
Report:伊達彩香
Photo:RocketNews24.

▼銀座のあちこちを散策する鮭バッグ。

▼店名と漢字が同じ、香川県・「丸亀」市にて。丸亀城を見る鮭バッグ。