ちょっと前まで寒いなんて言っていたのに、気が付けば梅雨入りして蒸し暑い日が続く。陽射しはすでに夏を思わせるような強さを感じる。アツい! 2018年夏は記録的な猛暑だったが、今年も厳しい夏になるのだろうか?
このままでは乗り切れない! ということで、私(佐藤)は最近注目を集めているという、首かけ扇風機を買ってきた。実際に使用してみたところ、意外な弱点に気付いてしまった……。
・首にかける扇風機
今回紹介する商品は、ドン・キホーテで販売していた「NECK TWIN FAN」である。税別2480円だ。
一見、首かけスピーカーのように見える。
しかし丸い形状の物体はスピーカーではなく、小さなファン。扇風機である。
首に当たる部分にはバッテリーが入っており、USBケーブルで充電が可能だ。充電完了には4.5時間を要し、2.5時間使用可能とのことである。
本体左側の下に電源ボタンがあり、3秒長押しで起動。起動時の風量は「弱」で、ボタンを1回押すごとに「中」「強」と切り替えができる。
・着用感は?
実際に着用してみると、本体重量は約155グラムで重さはほとんど感じない。
風量は思いのほか強く、扇風機の向きも自由にコントロールできる。手持ちのハンド扇風機とは違って、両手が解放されるのもありがたい。2480円にしては満足度の高い商品である。
ベランダでの喫煙時にも、さわやかな風を感じながら、極上の一服を味わうことができる! これいいねッ! フィーーーン! って音がちょっと気になるけど、涼しいからいいか。
・喫煙者には弱点が
……と、ここであることに気が付いた。これ、紙巻きタバコを吸ったら、吐いたケムリが自分に戻ってくるのでは? 実際に紙巻タバコを吸ってみると……
やっぱりちょっと戻って来る。
うう~……、煙い。煙すぎる。まるで、天にむかって唾吐いて、自分に降りかかってくるみたいじゃないか……。
紙巻きタバコと首かけ扇風機の相性は最悪だ。幸い、アイコスの場合はそこまでケムリが気にならなかったので、首かけ扇風機を付けながらタバコを吸う場合には、電気加熱式タバコの方が良いかもしれないぞ。
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24