2020年の東京五輪に向けて、都内では着々と競技施設の建設や駅などの公共施設の改修が進んでいる。東京駅では、構内地下の商業施設「グランスタ」に案内ロボットを導入して実証実験を開始した。

設置されたロボットは日本の「ペッパー(Pepper)」と、ドイツ鉄道の「セミ」である。そのセミの見た目がすごいという噂を聞きつけたので実際に見に行ってみると……案内は分かりやすいけど、見た目は確かにすごかった

・見た目がちょっと……

ペッパーはどちらかといえば可愛らしい見た目をしている。大きな目が特徴で、子どもでも親しみやすいフォルムをしているのだが、セミはややとっつきにくい……。


井戸から頭だけが飛び出しているようにも見えなくもない。駅の案内に特化したロボットであるらしく、しゃべる以外の機能が省かれているようだ。

頭部は半透明のプラスチック製で、内部の下から表情を投影している。首の真下部分にカメラがあり、ここで話しかける相手の様子を捉えている。


案内して欲しい場所をマイクに向かって尋ねると、合成音声で何番ホームの電車に乗るべきかを答えると共に、ディスプレイにそのホーム番号を表示してくれる。


・話しかけてみると

実際に利用すると、どう答えてくれるのか? 新宿駅から来た私(佐藤)は、あえて新宿駅への行き方を尋ねたのである。


佐藤 「新宿駅にはどうやって行ったらいいですか?」

セミ 「スミマセン モウイチド オネガイシマス」


佐藤 「(やや強めに)新宿にはどうやって行ったらいいですか?」

セミ 「イマ オシラベシマスネ」

(やや間があって……)


セミ 「スミマセン イイカタヲカエテミテクダサイ」

佐藤 「…………(さらに強く)新宿にはどうやって行ったらいいですか?」

セミ 「イマ、オシラベシマスネ」

(やや間があって……)


セミ 「1バン・2バンセンノ チュウオウセンノデンシャヲ ゴリヨウクダサイ。ホカニナニカ オキキシタイコトハ アリマスカ?」



・設置場所

どうやら私が早口で滑舌が悪いせいで、うまく聞き取ってもらえなかった。もしかしたら、端的に「新宿駅の行き方?」と尋ねた方が良かったかもしれない。ちょっと見た目は個性的だが優しく教えてくれるので、東京駅からの移動で迷ったら利用してみると良いだろう。

設置場所は、駅構内の地下1階グランスタのステーションコンシェルジュの近くである。

参照元:毎日新聞
Report:佐藤英典
Photo:Rocketnews24
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▼ステーションコンシェルジュにはペッパーもいるぞ。ペッパの方がカワイイと思う、うん

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