笑顔の人を見つけたら即パシャ。シャッターボタンを押す必要なんてない。笑ってさえいればいい。するとカメラが笑顔を検出して、自動でパシャァ〜! パシャァ〜! パシャァ〜!! 

──という機能を搭載したカメラがある。っていうか、かなり以前からある。だから特に珍しくも何ともないのだが、初めてその機能を目の当たりにしたら、テンションがおかしくなってしまう人もいるだろう。

そして中には、「どこまでが笑顔と認識されるんだ?」ってことが気になって、カメラに微妙な作り笑いを向け続ける人だっているかもしれない。だが……!

そんなことをしていたら、カメラが一時的に何の反応も示さなくなるかもしれないから注意してくれ。もしそのような状態になってしまったら、どれだけ笑顔を向けても、カメラは無・無・無。オッサンのギャグを聞き流すOLのようになってしまうぞ。

なぜこんなことを言うのかは、すでに多くの読者がお察しだろう。ずばり、私自身が味わったからに他ならない。もう少し詳しく言うと、笑顔を検出したら自動で撮影できる機能(スマイルシャッター)を搭載しているカメラ(α6400)で自撮りをしていたら、突然カメラが何の反応も示さなくなったのだ。

もう1つ言うならば、スマイルシャッター機能には3段階あり、微笑みでも反応する “1番敏感なモード” で撮影していた。にもかかわらず、私の笑顔をカメラは完全にスルー……。

途中から、私はカメラの無反応っぷりについガチで笑ってしまったのだが、それでもカメラは笑顔を認識してくれない。

その後、スマイルシャッター機能をOFFにしたら元に戻ったものの……あれは何だったのか? 今でもよく分からない。もしかしたら、私のカメラのスマイルシャッター機能は「スルーされた悲しさから来る笑顔」と判断して、反応しなかった……のかもしれない。

そういえば、そんな笑顔ばっかりの半生だった。

参考リンク:ソニー「α6400
Report:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.

▼こちらがその瞬間を収めた動画。0:30以降から急にカメラが無反応に……。なお、動画ではシャッター音に注目! 「カシャと音が鳴ったとき = カメラが笑顔を検出したとき」ってことだ

▼ちなみに、同じカメラに喜怒哀楽の表情をしても想定外のことが起きた