興行収入は50億円、観客動員数は350万人を突破した、映画「アベンジャーズ / エンドゲーム」。この記事を読んでいる皆さんは、当然同作をご覧になったかと思うが、おそらくほとんどの方が「今後のMCUはどうなっちゃうの?」と気になっているハズだ。
とりあえずは2019年6月28日に「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」が世界最速公開されるが、現在のところ今後の流れは全く持って不明。ただし、いくつかの推測はできる。例えば「サノス級に強いヴィラン」から、今後の流れを読み解くことも出来るハズだ。
・サノス級に強いヴィランを探す
最近になってマーベル・スタジオは、2008年公開のMCU作品第1作「アイアンマン」から第22作「アベンジャーズ / エンドゲーム」までを “インフィニティ・サーガ” と称すようになった。
かいつまんで言えば、全てはインフィニティ・ストーンをめぐるサノスとの戦いにつながっていく作品で、これはコミックの「インフィニティ・ガントレット」に由来している。そしてサノスは「ヒーローたちが束になっても敵わない」と思わせる、圧倒的な強さがあった。
「アベンジャーズ / エンドゲーム」や「アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー」がここまでヒットした大きな理由の1つが、サノスの無敵感にあったことは想像に難くない。ならば、今後の大ボスも “サノス級の強さ” を誇るヴィランなのではなかろうか?
というわけで、今回はマーベル・コミック(原作)にて、サノス級に強いとされるヴィランを4名紹介したい。どのキャラクターが今後の大ボスになるか次第で、MCUの流れが読めてくるハズだ。
・ギャラクタス
簡単に言うと、神。破壊神。飢えを満たすため常に惑星を破壊し、そのエネルギーを食べている。その強さは文句なくマーベル最強クラス。シルバーサーファーやファンタスティック・フォーと関わりが深く、既出の作品なら宇宙を舞台にした「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「キャプテン・マーベル」と接点が見出しやすい。
・デス
その名の通り、死神。マーベルユニバースの死を司る存在。コミックではサノスがデスに恋したため「インフィニティ・ガントレット」を引き起こした。コミック初登場は「キャプテン・マーベル」で、さらになぜかデッドプールとも恋仲。なので、デッドプールのラインからまさかの登場があるかも?
・ダーク・フェニックス
X-MENのジーン・グレイにとりついたエネルギー生命体、フェニックス。それが闇落ちした状態が「ダーク・フェニックス」だ。コミックの中でも「ダーク・フェニックス サーガ」は、「インフィニティ・ガントレット」と並ぶ伝説級の名作とされており、当然ながらX-MENが大きくかかわってくることだろう。
・アポカリプス
人類史上最初期のミュータント(突然変異した人間)で、X-MEN最大の強敵。2016年に「X-MEN:アポカリプス」で映画化されているが、アポカリプスくらいキャラが立っているスーパーヴィランならば、MCUでも大ボスとして降臨しても不思議ではない。もちろん、X-MEN絡みで登場するハズだ。
その他にも「ドクター・ドゥーム」(ファンタスティック・フォー)や「マグニートー」(X-MEN)などの有名ヴィランはいるが、どれもロキ、ウルトロン級かなぁ? ……というのが正直なところだ。観客に「絶対に勝てねえ」と思わせるだけの強さを誇り、なおかつそれなりの知名度があるキャラクターは上記の4つだろう。
いずれにせよ、MCUに登場済みのキャラクター以外のヒーローが投入される可能性は非常に高いと考える。ズバリ、本命は「X-MEN」と「ファンタスティック・フォー」だ。6月28日公開の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」で、そのヒントだけでも明かされるのか? 注目したい。
参照元:Instagram @marvel、@deadpoolmovie、@xmenmovies
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2019 MARVEL
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