自分にとっての常識が、一歩外に出てみると非常識だった……なんてことはよくある話だ。記者にとってラーメンと言えば温かいものだが、山形県や福島県では『冷やしラーメン』なんてモノもあるらしいな。山形県出身の友人から「山形と言えば冷やしだ」とすすめられ、気になっていながらも口にする機会がないまま早幾年。

そんなある日のこと、東京でも冷やしラーメンを食べられる “麺ダイニング ととこ” なる店があるという情報をキャッチした。しかも神保町にあるらしい。これ幸いと古本屋めぐりの途中で立ち寄り、生まれて初めて冷やしラーメンを食べてみた次第である。山形愛がビシバシ伝わって来る “麺ダイニング ととこ” をとくとご覧あれ! 

・山形愛にあふれる「ととこ」

本に目を奪われつつ “麺ダイニング ととこ” を探していたのだが、迷うことなくすんなりたどり着いた。なぜならば、店構えから山形愛があふれまくっていたからだ。看板に “山形ラーメン” “山形育ちをめしあがれ” などと書かれており、とにかく山形推しの店であることは一目瞭然。

「出身者は、さぞかしテンションが上がるだろうな」などと思いながら、期待に胸を躍らせて扉を開く。カウンターと、奥にテーブル席がひとつ。こじんまりとした、アットホームな雰囲気にほっこりする。メニューも豊富であれやこれやと頼みたかったが、グッと我慢して『冷やしラーメン』を注文だ。

・さわやかな冷やしラーメン

同店には数種類の『冷やしラーメン』があるが、中でも食材がわんさか乗った “特性つったいラーメン(1060円)” を頼んでみることにした。運ばれてきた “つったいラーメン” は思っていた以上に、にぎやかなビジュアル。

山形の炭火炙り鶏やキュウリ、食用菊をはじめ14種類ものトッピングが嬉しい。写真撮りもそこそこに、勢いよくがっつく。まずは麺をすする。冷たい汁が絡みつき、のど越しバツグンだ。いくらでも食べられる気がするさわやかさ!! 

トッピングの中でも驚いたのが揚げ玉だ。随分軽やかで、くどさが一切ない。どうやら自家製らしいのだが、ラーメンとの相性がとても良かったのだ。なんて幸せになれる一皿だろうか。大満足である。

・ちょい飲みにも使える

冷やしラーメンだけで充分なのに、同店は1品メニューまで豊富という無敵っぷり。加えて山形の地酒メニューも多くそろっている。家の近くに店があれば、ラーメンを食べるだけでなく、ちょい飲みにも活用できる……そんな無限の可能性を感じる “麺ダイニング ととこ” 。

同店のおかげで、ようやく山形県民が冷やしラーメンをすすめて来る気持ちを理解することができた。記者が食べた日はそこそこ肌寒い日だったが、それでも美味しかったのだから、真夏なんて尋常じゃないくらいに美味しいことだろう。うん、また夏にまた行ってみようかな。

・今回ご紹介した店舗の詳細データ

店名 麺ダイニング ととこ
住所 東京都千代田区神田小川町3-10-9 斉藤ビル 1F
時間 11:00〜23:00(L/O22:30)
定休日 なし

Report:K.Masami
Photo:Rocketnews24.

▼これが冷やしラーメン……!! 

▼オリジナルの “特性つったいラーメン” は具だくさんだ

▼食用菊まで乗っていたぞ

▼汁もスッキリしていて美味しい~

▼ラーメンのメニューが豊富

▼一品メニューも豊富

▼アルコールメニューまで豊富

▼山形の月山地ビール

▼山形のタケダワイナリーのワイン。うま~♪