職業柄、日々いろいろな本が私宛に献本されるのだが、その中にあった1冊の漫画が実に興味深く面白い。作品名は『個人差あり〼』(講談社)で、作者は日暮キノコ先生。ストーリーは後述するとして、主人公の職業が、なんと……
新参100均チェーンの商品企画部!
──だったりするのだ。もうこの時点で100均ファンなら要チェック。一気に感情移入できることマチガイナシだ。それはさておき、そんな漫画の最後の最後、「作者のあとがき」的なページに、看過できないコトが書いてあった。
まるまる1ページを使った4コマで描かれた「あとがき」の内容は、ずばり “100均” について。100均にかける作者の思いと情熱が、簡潔に4コマ漫画でまとめられている。主人公の設定といい、本当に100均が好きなのだろう。
んで、その中に「最近買ってよかったもの」として紹介されていたのが『プラントムーバー(200円)』……って、あ! これ、私も持ってる!! ダイソーだと……
「丸型花台キャスター付」
……という名前で売られているヤツ! たぶんコレと同じヤツ!! わかる! わかるよ日暮キノコ先生! これ、本当に便利だよね〜♪ だってオレ、かなり前から、めちゃくちゃヘビーに使ってるもん! ていうか、ていうか……
サビるくらい使ってるもん!!
たとえばウチ、なにげにデカい植木鉢がたくさんあるんだけども、すっごい重いから移動するのも一苦労。でも、このキャスターを使えば……
よいしょ……で、
ゴーーーー!
こんなにデッカイ植木鉢でも……
よいしょ……で、
ゴーーーー!
長いプランターだったとしても、
片方ずつにキャスター乗せれば……
ゴーーーーーーー!!
ちなみに1つあたりの耐荷重量は20kg。もしも3つか4つくらい使ったら、人が乗っても「ゴーーーー!」できる人間キャスターができるかも。そのくらいタフで頑丈なキャスターなのだ。
しかも!
3つくらいまでなら重ね(まとめ)られる。1つぶんの大きさで、3つまとめて収納できちゃうのだ。車に常備しておくのもグッドだろう。こんなに最強な商品を、自らの漫画の単行本で推してくるとは、日暮キノコ先生もお目が高い。
ちなみに、『個人差あり〼』のストーリーは、主人公(30代男・既婚者)が、ある日突然「異性化」してしまうというもの。グイグイ引き込まれる展開と、地道な取材に基づいたリアリティのある描写には唸るばかり。オモロイぞ! 今なら第1話が無料で読めるので、気になる人は要チェック♪
参考リンク:モーニング「個人差あり〼」、Twitter @higurashikinoko 、@kojinsa_morning
Report:100均評論家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24.