タンパク質豊富な昆虫食。中でも、コオロギは食べやすい味をしている。以前の記事で、虫鍋をした際、昆虫の苦手な私(中澤)でも食べ物として見ることのできたものの1つだ。この度、そんなコオロギが練り込まれた『コオロギうどん』が爆誕した。
「食べやすく」試行錯誤したというこのうどんは、コオロギ100匹分の粉末をうどんに練り込んだもの。確かに、見た目的には普通のうどんだが……その努力オマケで台無しになってますがーーーーーーーー!!!!
・少しでも食べやすく試行錯誤
通信販売、雑貨輸入、webメディアの運営等を行う「株式会社アールオーエヌ」が、 2019年3月25日から販売開始するこの商品。それにしても、なぜうどんなのか? そこには、以下のような想いがあったようだ。
「どれだけ栄養があっても、そのままの昆虫を食べるという行為はまだまだ敬遠されがちです。そこで粉末にして食べやすく、日本人になじみのあるうどんに加えることで昆虫への抵抗を減らし美味しく食べられるようにしました」
──確かに、うどんは古くから馴染み深い日本食。粉末にして練り込めばコオロギ感はほぼない。そこには、なんとかコオロギを食べやすくしようという試行錯誤が垣間見える。天晴! ……と言いたいところだが、1つだけ引っかかることがある。
なんでオマケに『姿コオロギの薬味』つけちゃったの?
うどんだけならコオロギ感をなくすことに成功しているのに、このオマケによって忘れかけていたコオロギがカムバック! むっちゃコオロギですやんこのうどん……。
・衝撃のオマケ
言っていることと真逆の行動と言っても過言ではない。ツンデレか? もしくはドジッ子なのか? いずれにしても衝撃のオマケと言えるだろう。
とは言え、人口増加による未来の食糧事情を解決するエースと見る動きもある昆虫食。税抜き580円とのことなので、馴染みのない人は、こういうところから慣れていくのも良いのではないだろうか。食べやすくしようという真心は十分に伝わってくるわけだし。
参照元:PRTIMES、株式会社アールオーエヌ、BugsFarm
執筆:中澤星児